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2012年05月04日20:43

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デモテープさん いらっしゃい

You Tubeを見ていると、なんだこの人は?というのが出てくることがある。

例えば尾崎紀世彦『また逢う日まで』があったから、聴こう!と思ってクリックしたら、いきなりキーヨとは似ても似つかねえハゲメガネの小太りのオッサンが出てきて、カラオケをバックに「♪またー逢うー日までえぇ!」と気持ちよさそうに歌ってやがる。しかもカメラ目線でふらふら

「逢いたくねーよexclamation」と僕はブチッと消すわけだが、一体全体、この手の「みんな、僕の歌声を聴いてチョーダイ!」的な動画を喜々としてアップする輩はどーにかならんもんかと、最近ゲンナリしているのであるバッド(下向き矢印)

だいたい自分の歌声を録音または録画して他人に聞かせたいという気持ちがわからないし、それをネットに配信して、世界中に広めたいのワシ!るんるんという気持ちも全く理解できない。

まあ、よそ様の趣味なんて好きずきであるから、自分が文句言う筋合いでもないのかもしれんけど、それならせめて動画のタイトルに<カラオケ>とか<カバー>などと注釈を入れてちょーだい。それがないから間違ってクリックしちゃうのだ。いや待てよ!たぶんそういうふうに間違えてクリックしちゃうことをわかってワザとやっているのだろう。故意犯というやつだ。ちくしょう!ワザワザそんなことをやってまで自分の下手くそな歌を聴かせたいのか、えっ?トーシロのくせに、えっ?ふてえヤローだぜ、べらんめぇ!むかっ(怒り)

と、この件に関してはニワカ江戸っ子的に熱くコーフンしてしまうのだが、ここでふと気づく。
あのー…もしマイミクさんで、こういうご趣味をお持ちの方がいたら…えー、スミマセン、気になさらないでください。け、結構いい趣味だと思います、はい。(←気が弱いたらーっ(汗)

ええーと、なんだか前置きがずいぶん長くなっちゃったんだけど、何を言いたいのかというとですね・・・なんだっけ?・・・あーそうだそうだ!
そんな困った動画も多いYou tubeではあるけれど、あまり聴くことのできないお宝動画やレア映像なんかも多いのは事実だぴかぴか(新しい)

それで、先日ボツテイクなどを集めた日記を書いたが、今日は「デモテープ」を紹介してみたいと思ったりして。

デモテープ。要は正式な音源になる前の、仮の歌入れをしたバージョンのこと。
仮歌なんだから、世に出ることは普通ないんだけど、どういうわけかこういう音源がYou Tubeには結構アップされてたりするのだ。その出どころは2種類。制作者自身が自分で発表してるもの。そしてもうひとつは、いわゆる流出ものだ。あせあせ

わかりやすいものからいくと、これだ。


「時の過ぎゆくままに」(大野克夫)デモ・バージョン

こっちが、それを元にして作った「原曲」

「時の過ぎゆくままに」(沢田研二)作詞:阿久悠、作曲・編曲:大野克夫

最初のヤツって、それこそシロートの人が歌ったものじゃないよ(笑) 作曲者の大野克夫さんがジュリーのために自分が歌って作ったデモテープだ。阿久悠さんの詞は既にあったので、歌詞は全く同じだ。聴いてもらうとわかるけどイントロもアレンジも、ほぼ原曲に近くて、かなり立派なデモテイクになっている。

阿久さんが書いた詞を6人の作曲家(井上大輔・都倉俊一・加瀬邦彦など)に聴かせ、競作という方式で曲を作らせたところ、大野さんが作ったこのデモテープが採用されたという。

大野さんはプロデューサーの久世光彦氏と阿久さんから歌詞を渡され制作の趣旨を説明されてる途中から、曲のイメージが頭の中に湧いてきて、早く帰ってこれを譜面におとしたいと、途中から二人の話しをほとんど聞いてなかったそうだ(笑)それだけあって歌詞とメロディが完璧にマッチしている。

次はこれ。

「狼なんか怖くない」(吉田拓郎)デモ・バージョン


原曲「狼なんか怖くない」(石野真子)作詞:阿久悠、作曲:吉田拓郎、編曲:鈴木茂

吉田拓郎がアイドル歌手のデビュー曲を手掛けたのはこれが初めて。これも自分で歌と演奏をすべてやったデモテープを石野真子にあげたという。1番だけしかないけど歌詞はすべて出来上がってるね。これも阿久悠さんだ。この頃の阿久さんが作った歌は「詞先」が多かったのかな。拓郎はデビュー前の真子ちゃんに初めて会ったときに、あんまり太ってたので、この子大丈夫か?と思っていたそうだ(笑)

真子ちゃんの曲の中でいちばん好きかなあ。ああ、可憐だったよ、真子ちゃん。

以上の2曲は製作者自身が公に発表したことがあるもの(大野さんはCDで発売、拓郎はラジオで流している)なんだけど、次からのやつは、いわゆる「流出もの」(笑)
こういうのが流れちゃうところがYou Tubeの怖いところだ。


「ONLY YOU」(BOØWY)布袋ボーカル・デモ・バージョン


原曲「ONLY YOU」(BOØWY)作詞:氷室京介、作曲・編曲:布袋寅泰

布袋寅泰がデタラメ英語で作ったデモテープ。ヒムロックが正式な歌詞をつけて歌ったバージョンに馴染みがあるので、布袋ボーカル・バージョンは違和感を感じると言うか新鮮に感じるというか(笑)

BOØWYのデモテープは結構You Tubeに挙がっていて、「Dreamin’」や「わがままジュリエット」「Cloudy Heart 」など有名な曲のデモも無法状態になっている(笑)
布袋が吉川晃司と組んだCOMPLEXのデビュー曲もあるよ。


「BE MY BABY」(COMPLEX)布袋ボーカル・デモ・バージョン


原曲「BE MY BABY」(COMPLEX)作詞:吉川晃司、作曲・編曲:布袋寅泰

これも布袋ボーカルバージョン。聴いてみてわかるけど、ボーカル以外ほとんど正式なバージョンと変わらない。アレンジの骨格はほぼ出来上がっている。他のデモを聴いてみても感じるけど、布袋という人はデモの段階で、ほぼ全体像が見えて作っているようだ。


完璧じゃない、もっと荒削りなデモテープといったらこれ。


「風船爆弾」(ザ・ブルーハーツ)デモ・バージョン


原曲「風船爆弾」(ザ・ブルーハーツ)作詞・作曲:河口純之助
バンドで「せーの」という感じで演奏してるけど歌詞がまだできてなくて「ウッウッウッウッ」とか「トゥトゥトゥトゥ」という言葉で歌っているのが生っぽくて好きだ。


うーむ、デモと正式音源の2パターンをアップしてると、この辺が限界だなたらーっ(汗)
今回はこのくらいで。


衝撃日本の音楽業界は、こういうデモバージョンを正式に発売したり発表したりすることって少ないんだけど、洋楽なんかは名盤の検証と銘打って過去の曲のデモバージョンやアウトテイクを新譜として発売してるよね。
日本でもそういうの発売してくれないかな〜。喜ぶ人は多いと思うんだけど。

昨年、ユーミンが「YUMING BOX」という20,000円のボックス企画を出したけど、中身は正直イマイチだった。原曲とは歌詞が違う「Destiny」の当時の手書きノート(複製)など、オオッと思うものもあったけど、未発表曲と銘打ったものが「翳り行く部屋」の新録音なんていうのは魅力がないんだよなぁ考えてる顔
ファンやマニアが求めてるのはそういうんじゃないと思うんだよ。
例えば、荒井由実の頃のレコーディングのボツテイクや未発表曲などを聴いてみたい。
頼むよ、マンタさん!


というわけで最後もジュリーの曲で締めよう。


「ダーリング」(大野克夫)デモ・バージョン


原曲「ダーリング」作詞:阿久悠、作曲:大野克夫、編曲:船山基紀

重ねて言うけど、シロートの人が歌ったバージョンじゃないからね!(笑)

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