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2026年04月15日09:24

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持ちつ持られつの関係性を作る

JASRAC、Xでの「歌ってみた」「弾いてみた」動画に言及 「公式案内出た」「分かりやすい!!」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=8748110
最近はプロでも素人でも自分で配信という世界になってきている。素人もDTMやボーカロイドの様な歌声ライブラリを使って楽器が演奏できない、歌が上手くない人でも音楽を作って配信できる。プロは当然だがそのように事務所や芸能界のしがらみがなく自分の思った通りの活動が出来ることは良いことだと思う。
(事務所や芸能界に所属するとプロモーションやメディア露出により知名度を上げて音楽の売り上げが行くというメリットもあるが、事務所や特にテレビがアーティストに対してバラエティやドラマへの出演を依頼し、あまりやりたくないのにしがらみでやらざるを得ない状況が生まれる。これがある種の拘束感を生んでいる。)

一方で自主的にレーベルを作ってそこから配信するのであれば逆にプロモーションが行かない分、そのなかで埋もれてしまうというデメリットは生まれるが、埋もれないようどんな手段があるかというと「歌ってみた」である。

一見、著作権のことでいろいろ抵触するように見えるが、他人の楽曲を歌って動画配信収入を得ることもそういうプロモーションや話題作りの一環として見れば埋もれてしまうはずのアーティストや楽曲が世に出るチャンスを得るわけだから頭ごなしに「著作権侵害!」と憤慨するのではなく一定程度歌ってみたという人との間で配信による収益があるなら何割取り分と言う形で山分けしても良い。収益が出ない人にまで著作量を言うのではなくあくまでも発生したら自動的に抜くシステムにすればどちらもWIN-WINになるだろう。

こういったことはすでにコミケの現場では似たようなことが起きていて出版に掛かった費用を回収するくらいの収益なら著作権侵害を黙認するような慣習がある。すでにプロの中にコミケで他人のふんどしで相撲を取っていてプロになった人もいるくらいだから同じことをされても理解できる文化が存在する。ボーカロイド界隈でもそうでクリプトンフューチャーでは初音ミクを始めとするキャラクター使用に関するガイドラインでは割と緩めの設定で利用しやすくなっている。これらは総合カルチャーとして音楽や漫画というジャンルを融合するような動きでありそれもすでに10年以上前からある。

それを考えると楽曲の歌ってみた使用も総合カルチャーの一部として統合し、各種配信サイトで自由にアップロードするが収益が発生する場合は原作との山分けできるような仕組みを作ればそれほど問題にはならないのでは?と思う。

ちょっとした条件を追加し例えば、歌ってみたを動画にアップする場合は原作コードから報告し承諾のありなしは設定してもよほどのことが無ければ拒否は出来ない仕組みを作るとか(なぜならその作品のイメージを悪くするような表現を意図的に追加される可能性があるから)。

そういったことは先ほども書いたように無名や知名度が低い人からすると他人が勝手にプロモーション(話題作り)をしてくれているというふうに捉えればある意味「協力者」という視点で見ることも出来、完全否定されるようなものではない。

何かしら「みんなで作るコンテンツ」という感じがボーカロイド界隈だけでなく音楽世界でも起こるなら新しいムーブメントになるのではないか?と思う。

音楽の世界ではDTMがメロディを作って高いクオリティで演奏をデジタル世界で発信できる第一段目のブレークスルー、そしてその後、皆が必然性を感じていた中で今度はボーカロイドがボーカルをDTMで起こしたようなブレークスルーを起こした。それはただ単に音楽制作ツールと言う枠だけでなく2Dコンテンツと融合され、世界的なムーブメントにつながったように「歌ってみた」と言うものの著作権というところでの敷居や垣根が下がればまた新しいムーブメントになり得る。寛容と多様性というのはここでも起きるべきでありそういうアイデアを潰す方向で考えるのではなく共存、さらに発展させる方に向かうのが文化的な価値を高めるのではないか?と思う。
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