【WBC】日本、1発攻勢に沈み早すぎる敗退…ベネズエラに屈し初めて4強逃す 大谷最後の打者に
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第6回WBC(World Baseball Classic)の準々決勝で、日本代表がベネズエラ(Venezuela)代表に敗れて敗退ですか。1回表にベネズエラがRonald Acuña Jr.の先頭打者本塁打で先制の後、その裏1番大谷翔平が今大会第3号となる先制打者本塁打を放ち同点とするも、再び1点を追う展開となった3回裏に2番佐藤輝明が右翼線適時二塁打で同点とし、続く途中出場の森下翔太が左越え3点本塁打で5対2と逆転。日本先発の山本由伸は4回4被安打2失点で降板、5回から継投に入るも2番手の隅田知一郎がMaikel Garcíaに左越え2点本塁打を浴び1点差に迫られ、6回表には4番手の伊藤大海が無死一、三塁のピンチから7番のWilyer Abreuに右翼越え3点本塁打を打たれて7対5と逆転を許し、8回表には種市篤暉が無死二塁で牽制悪送球、ボールが中前に抜ける間に二塁走者が生還し8点目。打線は4回以降、ベネズエラ救援陣を打ち崩せず無得点。3番・中堅の鈴木誠也が1回裏の走塁で右膝を痛め途中交代となり、大谷翔平が最後の打者となってゲームセット。日本代表は準々決勝にて敗退と相成りました。
これまで、WBCでは日本代表は3回の優勝歴がありますが、王貞治(第1回)、原辰徳(第2回)、栗山英樹(第5回)とNPBで日本シリーズ制覇の実績のある監督が優勝に導いており、NPB監督歴のない井端弘和監督がどこまで勝ち進むことができるかにも注目が集まっていましたが、第4回の小久保裕紀同様、決勝に進むことなく終わった次第(第3回の山本浩二監督はNPB監督経験あり)。ま、打撃陣は相応に活躍したようですが、救援投手陣を中心に開幕前に負傷等で離脱したことも響いたか、過去最低の「準々決勝敗退」に影を落としたかもしれません。
個人的には、日本代表(取り分け、大谷翔平)応援一辺倒のマスメディアの“バカ騒ぎ”が収まれば、少しは落ち着いた感じになるのではと思いますが、懸念すべきは「Dodgersが大谷翔平を指名打者起用に専念させることを要請(あるいは、WBC日本代表への派遣の条件)したこと」を「そのせいで、日本代表が準々決勝で敗退した」と見る動きが出て来ることでしょう。決勝ラウンドに入る前の記者会見で、「Dodgersの要請により、大谷翔平は指名打者としてWBCに臨む」ことを報じられていたにも関わらず、「登板することは無いのか」と一部のマスメディアが駄目を押すように問いかけていましたが、3年前の再現を期待したとしても大谷翔平をめぐる状況は違っていて、「Dodgersへ移籍(前回のAngelsとは相手が違う)」、「2度目のTommy John Surgeryを受けた」と言ったことが前回との相違点でした。
レギュラーシーズン開幕前である3月という時期に開催されるWBCであり、選手を送り込む側の所属チームとしては、怪我のリスク等への懸念を感じる面も多かれ少なかれあるでしょう。「チームの看板選手に何かあっては」の想いは相応にあった筈で、そのためにあのような要請を行ったと考えるべきだと思います。
WBCの初期を考えると、「3月開催」となったこともあって、「国や地域の代表が戦う国際大会」ながらも、“花相撲”的スポーツイベントの様相に終始、日本のような“本腰を入れるチーム”の優勝も、どこかしらっとした雰囲気が否定できない感じもありましたが、各参加国の代表チームが世界的な大会として「本腰を入れる」意識を高めていく中、ドミニカ共和国や米国も優勝するようになり、WBCの“権威”も高まったと思います。また次回、頑張りましょうと言うことですかね……。
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