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2026年03月02日23:57

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中国人の漢字

マドリ―ドでいろいろガチ中華行って、中国語のメニューを翻訳しようとしてふと気づいたこと。メニューの漢字、間違ってない?っての。馄饨を食ヘンじゃなくってサンズイで混沌と書いてあって笑ったのは、前書いた(https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1991567996&owner_id=25773567)。でも、このレストランだけじゃないのよ。昨日の日記に書いたところも、他の所のメニューをオンラインで見てみても、簡体字 vs 繁体字の違いだけじゃなくって、「アンタら、その簡体字間違って覚えてない?」ってのがちょくちょくある。

例えば、昨日のレストランのメニュー(再掲)。左のページ上から3つ目、西葫芦鸡蛋餃、メニューで見ると、西は問題ない、葫もオーケー、でも芦の草冠が続いてなくって(真ん中が切れてて)ナが並んでるようなカンムリの上に下も戸じゃなくってしかばねだれ(尸)。だってズッキーニの中国語でググると出てくるのは芦よ?ちゃんと一本の草冠だし、脚の部分も戸よ?

なぜこういうことが起っているのか?と考えると、いろいろ考えられるわよね。一番好意的に考えると、スペインで印刷屋で働いている人は中国語なんて知らないので、記号に見える文字を見様見真似で作ってる、ネットから拾ってくる、っての。これは植字してた昔ならそうかもしれないけど、今はコンピューターで作ったものをそのまま印刷するので、「元」が間違ってなかったら、スペイン人の知識なんて関係ないのではないか?と思われるので可能性は低い。

一番信ぴょう性が高い説は、「中国人自体が間違って覚えている」っての。で、その間違って覚えているのにもいくつか可能性があって、2.レストランでの働き手として移民してくる中国人は勿論北京・精華・上海交通とかの一流大学を出てる人たちではないので、教育がなってない(日本人だって、Fランや高卒で海外移住してくる人がいたら、いっぱい日本語間違えてると思う)し、漢字をちゃんと書けない。3.簡体字に変えてから、「漢字なんて意味が通じれば(つまり音が同じであれば)部首などのディーテルはどうでもいい」という考え方が普及して、戸でも尸でも、馄饨でも混沌でも読み方が同じなので関係ない、っての。だってさ、韓国・ベトナム・トルコ・中国、「文字の簡素化」「文字のアルファベット化」を行った国々は若者が昔の書物を読めなくなった、って話はネットにいろいろ載ってるし、本当だと思うので日記にも書いた(https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1991034537&owner_id=25773567)。しかも中国は文化大革命で知識人をいっぱい殺したのでこういうところで「文化を継承する層」がかなり減って「歯抜け世代」になってる可能性もある。

簡体字化はいつから?とググったら、法制は1956年、その後「1964年の『簡化字総表』で確定し」ということなので文化大革命の直前。ただ文化大革命後の「1977年にさらに簡略化を推し進めた「第二次漢字簡化方案(二簡字)」が発表されましたが、混乱を招き1986年に廃止されました」ということなので、第一次簡体字化時期に文化大革命が被さって、インテリは敵だ!みたいな雰囲気でどんどん「漢字はいい加減でいいんだ」になって行ったような気がするわ。簡体字化自体は識字率を上げる、文盲撲滅という高尚な目的があったのに、その後の文化大革命で紅衛兵の活動ばっかりで学校行かない世代もできたし、「教育より労働だ」みたいな社会だったから、「文字をちゃんと書く」というマインドがおざなりにされた文化で育った大人も多いんでしょうね。

ということなので、もしアタシの仮説3が当たっているとすると、恐ろしい国だわねぇ。ここまで来たら、「ちゃんと漢字を書く人民」に戻せないと思うわ
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