『進撃の巨人』作者・諫山創「僕は今、働いていません」 日常的に絵を描くことがなくなる
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名作を生み出したというのにがっかりするようなこと言いますな。
進撃で全部出し切った?それは自分で決めた限界ではないのか?
同じような内容になるというのもそうだ。同じような内容になるのはボキャブラリーが少ないことを意味している。要するに観たり聴いたりする数が少ないという事だ。
人間はいろいろなアイデアを生み出す時に様々な経験や知識を組み合わせてやる。それはAIでも同じことだ。人間よりも圧倒的に回転が多いから瞬時に何か別のアイデアを出せるが人間であっても「セルフディープラーニング」は必要であり、それは生まれてからずっと続けてきていることだ。ただ、日常の範囲をこえてやろうとするなら自分の身の周りを飛び出していろいろなジャンルに足を突っ込む必要があり、時間があるならアルバイトをやるとか畑で野菜を作るとかそういうのが必要だ。
決して過去の作品から入る収入で満足してはいけない。それは過去の遺産に過ぎず前を向いていない。旅に出るのも良いし、特に限界集落を巡るとかすると世の中の問題点が見えてくる。それは一つの案に過ぎず、バッハの一生を知るとか、短歌の世界で古い人の考えを知るとかそう言うのでも良い。たった一句が自分を先年前にタイムトラベルさせてくれるような短歌は優秀な記録器である。
人間はカビや細菌のように触手を伸ばしていろいろなところに知見を得ることが本来の習性である。例えば自分で火を起こすとか、山に入って植物を識別して山菜を取ってきて調理するとか、本来はそういうことこそ人間の本質だ。水を引くとかもそうだ。ありとあらゆる思考を要するこれらの行動は脳をフル回転させる。そういう漫画とは全く違う経験を重ねることで見えて来るものがあるし、むしろ漫画は二番目くらいがちょうどいい。
ネットで公開できるのだから普段は全く違うことをしながら空いた時間に描くとかすれば違った見え方が出来るというものだ。漫画に必要なのは柔らかいアタマをどうやって維持するかだ。
ヒット作を生み出したことで満足しているならそれは違う。
そして今、停滞しているのなら次の何かを得るための冬眠と思うべし。
それには動くことは必要で自分から取りに行かないといけない。簡単なようで難しいがそうするしかない。
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