■安青錦が逆転で初賜杯!豊昇龍を優勝決定戦で撃破、ウクライナ出身力士で初、大関に前進【大相撲九州場所】
(TBS NEWS DIG - 11月23日 18:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=8567738
基礎情報
四股名 安青錦 新大
本名 Явгусішин Данило
ヤブグシシン・ダニーロ
愛称 ダーニャ、あおちゃん
生年月日 2004年3月23日(21歳)
出身 ウクライナ・ヴィーンヌィツャ州ヴィーンヌィツャ
身長 182cm
体重 138kg
BMI 41.66
所属部屋 安治川部屋
得意技 右四つ、寄り
今、幕内の平均体重は160kgオーバー。
平均身長が、185cmぐらいだからダーニャはだいぶ痩せている
と言うのは、間違いだとは思うけど、
とにかく、幕内力士はデブなのである。
現在の大相撲は突き押しが圧倒的に有利で、
「あんこ」デブが主流なので、それが大相撲をダメにしている一要因ではある。
朝青龍、白鵬、日馬富士、豊昇龍。
動きが機敏で、相撲が上手い横綱はほぼ平均体重以下で、
でかいほうなのは、稀勢の里とその弟子の大の里(現横綱)ぐらい。
鶴竜で、ちょうど真ん中へん。
ダーニャの体重は、全体でだいぶ軽い方で「翔猿や若隆景と同じくらい」
これより明らかに下なのは、幕内だと藤ノ川、翠富士、朝紅龍あたりで、
基本的に「小さいほう寄り」である。
豊昇龍と比較すると、わかりやすい。
豊昇龍 安青錦
188cm 182cm
150kg 138kg
42.4 41.66
ダーニャは、ビャンバを「ちょっとだけ小さくした」感じになっている。
逆に言えば、「動ける力士」のボディバランスなのである。
これとだいぶ違うのが、大の里。
身長 192cm
体重 191kg
BMI 51.8
ダイキはでかいのだ。
このデカさと圧倒的なパワーが、強さのポイントである。
若貴の「貴の方が大の里」「若の方が豊昇龍、安青錦」である。
実際、ダーニャは三代若の花をよく研究していて、
多分お手本にしている。
低く当たる。
低く低く、頭をつけて。
下手を刺す。
刺したら潜る。
上手下手は、圧倒的に上手が有利で、
貴乃花タイプの強い横綱は、ほとんどが上手で勝つ。
軽量でも千代の富士が特にそう。
白鵬も強いのは上手。
豊昇龍は、どっちもかな。
ダーニャは、仕立て屋さんです
それに徹しているからこその強さがある。
だから逆に、でっかくてパワーが違う大の里タイプに上手を取られると、
かなりまずい。
ちょっと、トリッキーなことしないとまず勝てないです。
最終的にはここをどうするかなんだけど、
基本的に自分の型で戦うのがベストなので、13-2くらいの横綱になるでしょうね。
それを続けられるスピードと体幹の強さ、そして腕力がある。
*怪我しちゃうとわからないけどね。
こればかりはなんとも言えない。
九州場所十四日目、対琴櫻。
立ち合いは、ほぼ全員に対し「先に両手をついて待つ」スタイル。
初代若乃花がずっとこれでしたけど、
「立ち会いの駆け引き」というか小狡い隙をつくやり方を嫌ってるんですね。
小さい力士はこの方がいいです。
相手の虚をつく狡いことはできなくても、
立ち会いのミスがなくなる上に、冷静に相手を観察できるので。
あんこデブになると、この姿勢は苦しい上に、
スピードが乗らないので無理です
小さいって言うのもあるけれど、低いんですよ。
立ち会いの構えが、平蜘蛛。
日馬富士もそうでした。
低く低く当たりたいために、低くし切る。
ええ相撲や
相手より低くあたるから、立ち会いで「あんこデブにも負けない」
変化とか、動線を変えると変えると当たりが弱くなって持って行かれるので、
ダーニャはほぼ立ち会いの注文はないです。美しい。
相手からすると、「だから逆にイヤ」ってことになるでしょうね。
余計なことしちゃうんですよ。
デブ大関が、まっすぐ当たっているのに全然立ち会いで持っていけない。
突き押ししても動かない。
組んだら潜る。
柔道でも相撲でも、組み手で勝つって大事だけど、
ダーニャはここで勝ち流れです。
潜る潜る潜る。
組んだら、胸に頭をつける。
脇に潜る。
イヤだろうな相手は。
で、自分の型にはめていくと、
下手を絞って取らせない。
肩口の上手だけだと、持ち上げられないので力が出ません。
こういう基本通りの理詰めが、すごくじょうずです、だーにゃ。
で、じっくり仕掛けどころを探るわけですが、
こういうこともできる、膝を手で払っているんです。
内無双。
この前に琴櫻は、不利な体勢なので「上から体重をかけて」潰しに行ってるんですね。
だからこそ無双が効く。
体重を前に浴びせている分だけ、足を後ろにずらされると……。
ばったり。
レスリングの経験があるから、手を使うのは上手です。
実にいいよ。
実力は間違いなく大関にかなっている。
問題は、大の里や豊昇龍をぶっ倒しての二場所連続優勝できるか?
でしょうね。運の要素もあるだろう。
15戦全勝はちょっと厳しいタイプなので、そこをどうクリアしていくかです。
(その2に続く)
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■大相撲九州場所 千秋楽(23日、福岡国際センター)
新関脇の安青錦(21、安治川)が優勝決定戦で横綱・豊昇龍(26、立浪)を送り投げで下し、初優勝を果たした。ウクライナ出身力士としては初の賜杯を手にした。成績は12勝3敗。
23年9月場所の初土俵から14場所での初優勝は、年6場所制になって、24年春場所で優勝した尊富士の10場所に次ぐ史上2番目の早さ(付出は除く)。
14日目を終えて11勝3敗で豊昇龍、大の里(25、二所ノ関)の両横綱、安青錦の3人が並んでいたが、千秋楽当日に大の里が左肩鎖関節脱臼の診断を受け、無念の休場を発表。
結びの一番で豊昇龍と大の里が対戦する予定だったが豊昇龍の不戦勝。この日、千秋楽はこれより三役の前に、大の里の休場が場内にアナウンスされ、豊昇龍が花道から土俵に上がり、勝ち名のりを受けた。
安青錦は本割で大関・琴櫻(28、佐渡ヶ嶽)を相手に低く当たって右の下手を取り内無双で勝利。これで豊昇龍と安青錦が12勝3敗で並び、優勝決定戦が行われた。安青錦は前日に豊昇龍を押し出しで下して優勝争いに残り、その勢いのまま決定戦でも過去3度勝利している豊昇龍を立ち合いから激しく当たり、後ろに回りこむような態勢から送り投げで撃破。新関脇の場所で悲願の初優勝を果たした。
安青錦は3月の新入幕から4場所連続の11勝。今場所は12勝で初Vを達成し、来場所の大関昇進の可能性が高まってきた。また、今場所の三賞は安青錦が殊勲賞と技能賞(3度目)のW受賞。敢闘賞が一山本(32、放駒)と霧島(29、音羽山)。義ノ富士(24、伊勢ヶ濱)が2度目の技能賞を手にした。
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