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2025年11月23日21:01

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「大の里、まさかの千秋楽休場」はあったが、見事な初賜杯だった。

■安青錦が逆転で初賜杯!豊昇龍を優勝決定戦で撃破、ウクライナ出身力士で初、大関に前進【大相撲九州場所】
(TBS NEWS DIG - 11月23日 18:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=8567738
大相撲十一月場所千秋楽、戦禍止まぬウクライナ出身の東関脇安青錦が12勝3敗で初優勝という結末となりました。午前中に三敗で賜杯レースに残った一人である横綱大の里の千秋楽休場(令和5年五月場所の初土俵以来初)が明らかになり、協会に提出された診断書では「左肩鎖関節脱臼で1カ月間の安静加療が必要である」とのことで、十三日目の安青錦戦で左肩を痛め、昨日(十四日目)の大関琴櫻戦は右差しの立ち合いも左押っ付けが使えず、力無く琴櫻の寄り切りに屈していて、この一番を担当の九重親方(元大関千代大海)からも異変を指摘されたほどでしたが、千秋楽当日に休場、そして、その診断書の症状が思ったより重傷で、それに驚きを禁じ得ない感じでした。
となると、結びの一番に予定された両横綱の直接対決は豊昇龍の不戦勝で、優勝の行方は本来の結び前だった琴櫻と安青錦の一番で安青錦が勝てば豊昇龍との優勝決定戦、敗れれば豊昇龍が「千秋楽不戦勝での優勝」という結末となっていたところでした。
で、安青錦の今日の土俵、琴櫻の突っ張りに対して頭を上げすに低い体勢であてがって、勝機を探りながら左で無双を切って、土俵中央で大関を崩して勝負あり。決まり手は内無双で、豊昇龍との決定戦に。
その決定戦は、安青錦が頭を下げて突っ込む立ち合いから豊昇龍の突きに応じて往なし、後ろに回って左で振って投げ飛ばし、送り投げの決まり手で勝負あり。安青錦は初優勝を果たしました。初土俵から所要14場所での優勝は、付け出しで初土俵の力士を除くと尊富士の10場所に次ぐ史上2位のスピード記録で、21歳8カ月での初優勝は年6場所制となった昭和33年以降の初土俵力士としては4位の年少記録になったとか。
で、優勝インタビューは
Q:ずっと目標にしてきた優勝をつかみとりました。
A:素直にうれしいです。
Q:優勝のために今日は2番勝つ必要がありました。どんな思いで今日を迎えましたか。
A:自分らしく下から取れればと思っていました。
Q:決定戦の緊張感はどうでしたか。
A:いつも緊張してるんで、緊張感もありました。しっかり自分の相撲を取れてよかった。
Q:3回勝ってる横綱(豊昇龍との幕内対戦成績は安青錦の3勝0敗)にまた勝ちましたが。
A:自分らしい相撲が取れたんで良かったと思います」Q:優勝したときの歓声は聞こえましたか。
A:信じられなかったのであまり聞こえなかったです。
Q:花道の奥では付け人とも抱き合いました。少し目からあふれるものもあったかと思います。
A:ずっと目標にしてきたことができて、すごくうれしかった。
Q:初めて抱いた賜杯の重さは。
A:思ったより重かったですね。
Q:3年前に来日してもう優勝をつかみました。
A:師匠が言っていることをしっかりやってきた。その結果。
Q:審判部が場所後に臨時理事会の招集を八角理事長に要請しました。新たな番付で新年を迎える流れになりそうです。
A:うれしいですけど、まだもう1つ上の番付があるので、そこを目指していきたいです。
Q:来年に向けての意気込みは。
A:今場所に負けない結果を出すように頑張ります。
と、生真面目に土俵を務める安青錦らしい、謙虚さを感じさせるやり取りがありました。
で、「審判部が場所後に臨時理事会の招集を八角理事長(第61代横綱北勝海)に要請しました」とのことで、先々場所が東前頭筆頭で先場所が新三役(西小結)、そして今場所が東関脇と「三役で直近3場所」ではないものの、11勝、11勝、12勝(優勝)で直近3場所34勝となり、場所後の大関昇進が事実上決まったことになります。大の里の横綱昇進以来大関が一人だったため、今年の三月場所の新入幕から幕内在位5場所とは言え、新たな大関を逸早くとの声も大きかったのではと思います。
にしても、豊昇龍には滅法強い一方で大の里にはこれまで白星無しと苦手意識があるようで、その克服も大きな課題と言えるでしょう。今後の巡業は出られない見通しの大の里の状況が気懸かりですが、新たな年に、ウクライナ出身の新たな大関が土俵を彩る。それに期待したいと思います。なお、安青錦の優勝で、優勝力士輩出国としては日本、米国、モンゴル、ブルガリア、エストニア、ジョージアに続いて7カ国目となったとか。
さて、三賞ですが、殊勲賞が安青錦(優勝が条件)、敢闘賞が霧島と一山本(両者とも今日の白星が条件)、技能賞が安青錦と義ノ富士が選ばれましたが、一山本が若元春を送り倒し、霧島が宇良を押し倒しに退け、共に11勝4敗としてすべての条件が満たされました。
また、十両優勝は新十両で西13枚目の藤凌駕が東5枚目の羽出山を押し倒しで制して13勝2敗で決め、音羽山部屋同士の同部屋対決の優勝決定戦となった序二段は、西45枚目の竜鳳(18歳)が西12枚目の鶴英山(22歳)を掬い投げに仕留めて優勝となりました。土俵際で投げの打ち合いになり、物言いが付く一番となりましたが、協議の結果は行司軍配通りとなりました。
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