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2025年10月14日04:53

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アメリカと精神性(7)神と人の分離

ヒンズーと仏教の聖典の間に矛盾はなく、旧約聖書を基盤とするユダヤ、キリストと、イスラムのような争いは起きていません。

西欧の人々に争いが絶えないのは、旧約聖書に書かれているスピリチュアルの真実ではない神話や寓話に心を奪われていたことを証明しています。


それらは、西欧の過酷な自然環境において利用せざるを得なかった、エゴの『理性』に、神を認識する能力のないことから起きた悲劇といえます。

しかしながら、スピリチュアルの真実に忠実な仏教から逸脱した日本の明治政府も、また天皇陛下を現人神(アラヒトガミ)と神格化したことでしくじりました。

一方、欧州において王族や貴族は、先祖は明らかに血縁関係にあるにもかかわらず、争いが無くならなかった最大の理由は、これまでに述べている通り、『三位一体』と『罪』に関するスピリチュアルの真実の歪曲によるものです。

そのキリスト教の凋落の最大の原因となったニケア会議において、『三位一体』の歪曲による「人は神と分離した存在」と認定されます。それは致命的な解釈です。

ところで、ヨーロッパに起源のあるアーリア人は、インドにおいてスピリチュアルの真実を、ヒンズーと仏教として、現在まで正確に伝承されている一方、どうして欧州では伝承されなかったのでしょう?

それは、西ヨーロッパの自然環境と関係があるといえます。

まず、西欧地域は、土地がやせているのみならず鉱物資源に乏しく、人が住むには過酷な地でした。

紀元前のこの地域は、堆肥技術もなかったこともあり、小麦1粒あたり、わずか2から3倍の収穫量でした。一方、紀元前4千年から2千年頃まで、メソポタミアで栄えたシュメール文明では、小麦1粒あたり70倍以上の収穫によって支えられていたのですね。

現代においても石油が無尽蔵にあるメソポタミアと、ほとんどない西ヨーロッパでは、地政学上の貧富の差は明らかです。

この収穫量や鉱物資源の差は、人々の宗教上の倫理道徳観念において、現代の違いにも通じるものがあります。

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