世界中のどの国家も、政治の使命は、神から与えられた人類の使命と同じでなければならないはずです。すなわち『共栄共存』のために、政治家の視点は『和を以て貴しとなす』であれねばなりません。
しかしながら、
自民党総裁選に立候補者5名全員の主張は、『和』ではなく『富国』のための『経済』成長です。神から与えられた使命とは、明らかに違います。それでは、日本はよくなるはずありませんよ。
大河ドラマ『べらぼう』でも「経済」の重要性は描かれています。しかしそれは、明らかに自民党の立候補者5名の視点とは違います。
蔦屋重三郎の「経済」の視点は、家族の借金のために『遊女』になった彼女達を『幸せ』にすることです。すなわちそれにより彼は、社会の最弱者を救済するために、遊女にお金を落とす『粋な方法』を訴える本を出しました。
社会の健全性を維持するためには、社会の最弱者を幸福にせねばなりません。まさに江戸時代当時、遊女にお金を落とすこと、それは『和を以て貴しとなす』を保つことになるという蔦屋重三郎の視点です。
「税収が足りない!」は、あり得ません。いつの時代も政府がお金を発行しているのですから、「税収が足りない!」という発言者全員、国民を裏切っている者達という証拠ですよ。
お金は、江戸時代も、現在の令和の時代にも、すでにある訳です。そのお金を最弱者層の隅々まで行き渡らせる『和』のための「経済」の仕組を作ることこそ、政治家の使命のはずです。
それが、資本主義の存続のカギとアダム・スミスの主張する『見えざる手』でしょう。
さて、現代と同様に明治から太平洋政争に至るまで「富国強兵政策」は、『和』の『経済』と正反対でした。その間違った信念により日本人はこころを一つにしたことで、結局のところ海運国家らしく、日本は、世界が驚嘆するほどの強力な海軍を持ちました。
その性能と能力に世界中が驚嘆しました。例を挙げると、開戦時に正規空母6隻(アメリカは3隻)保有していたこと、操縦性能の高さによるゼロ戦の驚異的な機動性、どの国も技術的に不可能だった戦艦大和の46センチ砲の鋳造技術、そして潜水艦イ号400や、酸素魚雷の驚異的な航続距離など、すべてギネスブックがあったら載せられていたはずです。
一方でそのような高い技術力に裏付けされた高性能の兵器があっても奮戦むなしく、我が国は、おびただしい数の有能な人材を失います。
勿論、そのむごい死により、各人のカルマは解消を果たしたのも事実ですが・・・。
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