理性の限界、すなわちエゴの属性の典型例といえる勧善懲悪を盾に、官僚化したアメリカ軍とディープステイトに占拠された合衆国連邦議会は、アーノルドの功績を認め、『空軍』の創設を許可します。
勧善懲悪は、「エゴは密かに全能と思っている」ため起きる現象です。ゆえに『悟り』を開いていない人類の誰もが、謙虚にならねばなりません。マザー・テレサなど、700に達した後も生涯にわたり彼女の座右の銘は「謙虚さは真理なり」であったことを申し添えます。
この『愛』(較正値500)とは正反対の憎しみ(50)と共に、常軌を逸した人殺しを正当化したアーノルドを、アメリカは英雄に仕立て上げたのです。
トランプ大統領により議会に命じられたアメリカ軍を統括する部署『戦争省』という名は、これまでのアメリカ軍の歴史からみると、実にふさわしい名です。それを第二次大戦後『国防総省』に改名したのは、アメリカ軍の本性を隠すためだったといえるでしょう。
個人ならば、たったひとりを殺しただけでも死刑になる可能性もあります。しかし例えば、戦場で、ある小隊が自分のミスで全滅し、小隊長だけ生き残ったとしても、明らかな軍務違反がない限り罰せられず、その生き残った小隊長は英雄にもなり得るというのが軍隊です。
日本の都市への無差別爆撃や原子爆弾を落とし人道上、明らかに問題のあるアメリカ軍も、また他の巨大な官僚機構同様に、自浄作用は、ほとんどあり得ない組織と分かりますね。
個人の人権と国家権力行使の際の人権の違い、これは人類の大多数が意識レベル200を下回っている現状で、一致は容易ではなく、もしも一致したなら、はじめて人類は神から与えられた使命「生きとし生けるあらゆるものとの共栄共存」を履行することになります。
『無智』の行動を『赦す』ことでのみ、復讐の連鎖は止められます。もちろん、国家のレベルでも同じはずですが、各地の紛争を見れば分るように、実際にはそうはなっていません。
そこで必要なこととして軍隊の文民統制は、厳格に行わねばならないといえます。
繰り返します。軍隊も自己増殖する役人です。世界が平和になると職を失い困るという軍人の思いを、政治家は忘れてはいけません。文民統制の最大の失敗例は、第一次世界大戦の後のアメリカにおける官から民への転換の失敗です。
その失敗は1929年10月24日『暗黒の木曜日』の米株価大暴落に直結します。しかもそれに輪をかけたのは、連合国が敗戦国ドイツに過大すぎる賠償を背負わせ、そこに明らかな悪意があったことによりました。
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