mixiユーザー(id:25773567)

2025年03月02日23:37

50 view

ルサンチマンって・・・

■「態度がとても無礼」トランプ氏とゼレンスキー大統領が異例の口論 “肩を押す”場面も ウクライナ情勢めぐり“ロシアへの譲歩”にゼレンスキー氏が懸念示す
(TBS NEWS DIG - 03月01日 12:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=8222093

このニュースでバンスが「ありがとうの言葉もないのか?」と言ったことに対して、彼の育ちから「たかってくる奴等に対する強い嫌悪感」ってのをツイッターでみて、おう、なるほど、と思ったのよね。それはわかる。で、それにいいねをしたからそれの引用ツイも流れてきて、「バンスも高騰教育機関という社会資本を使ってオハイオのラストベルトから逃れたのに、次の人を助けようになるんじゃなくってルサンチマンの発散に向かうのが」なんともなぁ、というのがあって。でここで思ったルサンチマン。

ルサンチマンという言葉、日本語ではよく見るのに英語では全然見ない。で、これの語源はなんなのか?と思ったのよね。アタシとしては今まで文脈からこの言葉は「恨み、怨念」という意味で使われてるものだと思ってたのでそういう解釈でいたの。昔の哲学用語なのでドイツ語かなんかだと思って他のよね。で、今回はネットもあることだし、と語源を探ってみると(https://shinyokan.jp/senryu-blogs/mikami/4570/)、これはニーチェが西洋キリスト教文明を表す言葉として使ったフランス語でResentiment。あっ、って思ったわよ。なんや、ルサンチマンってResentmentだったのか!!!と目から鱗。

Resentmentだとさ、アタシの考えてた恨み、怨念とはちょっとニュアンスが違うわよね、と思ったわ。ってか英語だけど。英語でResentmentというと反感とか抵抗感とかそういう感じ?根の深い恨みというよりは「チッ、なんだこいつ」という風な感じなんだけど、英語で検索してもResentment NietzcheとやるとResentimentと“i"入りのフランス語つづりが多くでてきて、おお、哲学界隈ではこうやって使われてるのか、というのも新たな学び。で、更に語源を探るとラテン語のSentir(感じる)にRe-というレフレキシブ語頭をつけて、内面に感じるという感じの言葉なのね。スペイン語ではSentirは一般的な動詞なのでそうか、ResentmentというのはSentirから派生してるのかというのも学び。

ルサンチマン、行動様式としてはトランプがニューヨークのインテリエスタブリッシュメントに対して持ってる劣等感、オバマに対する敵対心、等々がピッタリだと思うんだけど、アメリカリベラルメディアではResentmentというよりもGrievance(苦情)という言葉が使われてるわね(白人男性のGrievance politicsとか)。でも哲学やニーチェの書物を考えると、GrievanceよりはResentimentの方がピッタリくるのかしらね?アタシの中では英語のResentmentには劣等感を伴わないんだけど、哲学のResentiment、ルサンチマンには劣等感が根本にあるような気がするのよね。で、トランプ、バンス、果ては最高裁判事のクラレンス・トマスのインテリ層エスタブリッシュメントに対する反感も底には劣等感があると見ると説明しやすい。違うのかしら?

そしてまたバンス(ヒルビリーエレジー)に関して面白いと思ったのはバンスがバイト代を薬中の母親に盗まれないためにいろんなところに分けて隠していた、とか勉強できるのは「女々しいこと」だという価値観がある、ってページを引用して「大阪郊外みたいだ」みたいなこと言ってる人もいるんだけど、大阪郊外ってそんなに酷いの?と思ったわ。最近ツイッターでも高校無償化 vs 国立大学値上げに関して「私は家が貧乏だったので国立大学しか行けなかった。値上げサイテー」とかいうのをよく見るんだけど(ま、ポジショントークも含まれてるんだろうけど)、アタシの実家はまぁまぁお金があったので東京で私立大学行かせてくれて家業を継がなくってもよくって、等々本当にアタシ日本のこと知らないのね、と思わせてくれるものがあるわ。
1 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2025年03月>
日 月 火 水 木 金 土
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     

最近の日記

もっと見る