吉高由里子、大河「光る君へ」期間平均10・7% 前作「どうする家康」0・5ポイント下回る
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家康はどうでもいいような回が何度かあったが、今回のはそうでもなかった。昔のことで見えない部分が多い中で、残っている記録を元にどうやったら下級貴族と上級貴族との間に関係性が築かれたのか?を良く掘り下げた脚本だったと思う。まひろの母が道長の兄に殺されたというのはいかにも荒唐無稽だったが、そんなことでもない限りそこまで道長と密接な関係性は出来なかっただろうと思わせるだけの物語性の構築があった。
私は源氏物語も紫式部も知っていたが、この2つの背景までは知らなかったので、そういうのをいろいろ知りながらドラマを見たので下級貴族の女性でありながら、知性に優れ、上級貴族社会に食い込み、その知性を生かした活動の上に、このような大作を世に残したという偉業を成しえたのには大きな驚きを覚えた。
この物語は世界中の言語に翻訳されていて多くの国で読まれていることにも驚いた。千年以上も前に書かれたにもかかわらず今もなお、多くの知識人にも読まれている。
その評価は大変なもので世界最古の小説とも言われるようだが、ただの小説ではない人間模様を描き出す。
タイムマシンが有ったら会いたい歴史上の人物の一人である。
ただ、小説を書いたのではなく、道長ワールドを建設するツールの意味も持つ、つまりこの小説はミッションと言って良い重責を帯びたものだった。これをどういう思いで書いたのか?というのは聞いてみたい。
このドラマを見てよりその思いを掻き立てられた。平安時代はそれこそ合戦の無ければ群雄割拠の戦国時代や近代とは違いそこで面白みや盛り上がりを盛り込むには難しい話だがよくここまでまとめたと思った。
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