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2024年09月04日10:40

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驚くべき事実

■東電、経産相への報告を延期=デブリ取り出し中断―福島第1原発
(時事通信社 - 09月02日 19:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=8004447


 驚くべき事実をここに紹介する。

 福一事故当時、東日本は壊滅の危機にあったというのだ。
福一原発には6基の原子炉があり。事故当時、1号機〜3号機が稼働中、4号機〜6号機が定期点検中だった。

2011/3/11大地震が発生し、福一原発も震度6強の地震に襲われた。これにより稼働していた3基は自動的に核分裂反応を止める制御棒が挿入され原子炉は緊急停止。その時、原子炉の冷却に必要な外部電源は地震による鉄塔倒壊により絶たれた。また、非常用電源も津波によって失われた。その結果、核燃料が解け落ちるメルトダウンが起きた。さらに発生した水素による爆発が1号機、3号機、4号機で起きた。

 吉田所長は2号機の格納容器の圧力破壊による大爆発を覚悟したという。ところが2号機にはたまたま欠陥があり格納容器のどこかに脆弱な部分があり、そこから圧力が漏れ逃げ、圧力破壊による大爆発には至らなかった。格納容器が欠陥のない堅牢なものだったならば、圧力に耐えきれずに大爆発を起こし大量の放射性物質がまき散らされ、東日本壊滅に至ったと予想された。
 また定期点検中だった4号機も極めて危険な状態にあったという。例え使用済み核燃料であっても冷却水が絶たれたら貯蔵プールの水が干上がり放射性物質の大量放出の危険がある。4号機はそのような危険な状態だったらしい。ところが当時、貯蔵プールの隣の原子炉の中の核燃料を入れる箱の取り換え作業のために、この原子炉には普段ない水が張られていた。そしてこの水が貯蔵プールと原子炉を隔てている仕切りがずれたことにより核燃料貯蔵プールに流れ込み、使用済み核燃料が冷却されて放射性物質の大量放出が食い止められたのだという。たまたま取り換え工事をしていたこと、その取り換え工事の遅れにより抜かれるはずの水が残っていたこと、さらには仕切りがずれていたことから、偶然に東日本壊滅が防げただけだったのだ。  
 この福一事故によって広島原爆の約170倍もの死の灰が大気中に巻き散らされたという。これに加えて、もし2号機の爆発や4号機の放射性物質の大量放出が起きていたら、東日本は、大量の放射能に汚染され、人の住めない場所になっていただろう。
 今の日本があるのはこうした信じられないような偶然の積み重ねによる。

 以上のことは、樋口英明著「保守のための原発入門」(岩波書店)に詳しく書かれている。
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