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2024年07月24日22:44

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「廻しを取って安心した」横綱の落とし穴。

元稀勢の里の二所ノ関親方『帝王賞』前にトークショー 本命はセラフィックコール ファンに呼びかけ「気持ちよく帰れるように頑張りましょう!」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=7916570
大相撲七月場所十一日目、昨日まで幕内でただ一人の全勝で賜杯レースを主導していた横綱照ノ富士が先場所の覇者たる関脇大の里の突き落としに屈して土が付き、一敗に後退。星二つ差の二敗で追走の大関琴櫻が関脇霧島の寄り切りに屈して三敗に後退したため、星二つ差の賜杯レースが続く展開となりました。
さて、先場所を制した大の里と対戦した横綱照ノ富士ですが、立ち合い、踏み込み鋭く左前褌を引き、右も探って出るところを大の里に左に躱され、突き落としを喰らって勝負あり。八角理事長(第61代横綱北勝海)曰く、「照ノ富士は廻しを取ったことで安心してしまった。大の里は差した右にこだわらず、動きが良かった。」とのことで、勝ち続けていたことで大の里の反撃に対応できなかったのが敗因となり、そこに「落とし穴」があったのかもしれません。一方、スポニチに連載コラムを持つ玉ノ井親方(元大関栃東)は敗因を「大の里の右を警戒しすぎたことだ。先場所は簡単に右差しを許し、そのまま一気に前に出られて土俵を割った。その反省から左上手を引いて、相手の右を自由にさせないように胸を合わせた」とし、大の里の勝因を「自分の右下手を意識させた上で、右からの攻めにこだわらなかった。左に回り込みながら差した右を抜いて、左からおっつけるように押し込んだ」と分析していました。明日は関脇阿炎と顔が合いますが、玉ノ井親方は「立ち合いで当たってから上手を取るまでの横綱の動きは決して悪くはなかった。ただ、前に出る時に足がそろっていたのが気になる。嫌な残像が頭に残る負け方。あすの阿炎戦もまわしを取れないと苦戦する可能性もある。」と、今日の黒星が「後を引く」ことになりかねない懸念を指摘しています。いずれにしても、昨日までの盤石の横綱相撲に戻れるか、注目となるでしょう。
さて、二敗で追走の大関琴櫻の対戦相手は、「10勝で大関復帰」に後のない5敗目を喫している関脇霧島。過去の対戦成績は3勝9敗と合い口が良くないこの相手に右差しを阻まれ、霧島の左からの往なしと押っ付けに体が泳ぎ、出し投げで崩されての寄り切りに屈して勝負あり。霧島は合い口の良い琴櫻の攻めを封じて6勝5敗とし、大関復帰に向けての執念を見せました。何とか踏みとどまっていますが、明日はここ二場所敗れている熱海富士戦が組まれましたが、執念を維持できるか、注目となるでしょう。
その他。大関豊昇龍は関脇阿炎を逆取ったりに退け三敗を守って勝ち越し、9度目の角番で既に6敗の大関貴景勝は埼玉栄高の2学年後輩に当たる豪ノ山を激しい突き押しの応酬から押し出しで制して5勝目。八角理事長は貴景勝について「必死さが見える。厳しい状況は変わらないが、最後まで努力するだろう」と、残り四番で3勝を要する角番脱出への期待を示していました。
また、帰り入幕の若隆景が千代翔馬を上手出し投げに仕留めて勝ち越しを決め、琴櫻、豊昇龍の二大関、王鵬を寄り切りで制した美ノ海、佐田の海を押し出しに退けた隆の勝と共に三敗グループを形成する展開に転じました。
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