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2024年02月07日09:52

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政治の目

■台湾の半導体大手「TSMC」が熊本県に第2工場建設を正式発表 運営会社「JASM」に「トヨタ」も出資
(TBS NEWS DIG - 02月07日 05:49)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7740569
半導体の問題はもう日本は追いつけないほど差が開いているという。
半導体はかつて日本のお家芸としてシェアトップに君臨したいたがこういうことになってしまった根本原因は何なのだろうと考えると「政治の問題」と思う。

企業間競争に政治が介入するのか?そんなことだから献金が減らんのだ、という意見もあるだろう。しかし政治というのはそんなこと関係なく将来を見据えた判断が必要になるわけでアメリカなんて日本がバブルの時にアメリカ資本への浸透を懸念し、公然と政治が介入している。最近でも米大手鉄鋼メーカーを日本企業が買収しようとすると公然と安全保障を持ち出し介入する。譲れない国益にはそうするのが当たり前だろう。

で、半導体の話に戻ると日本の政治はトレンドの意志に任せて何もしなかった。結果、価格競争ということで韓国、台湾という具合に工場を作って(合弁とかもあるだろうが)価格競争に負けないようにした。結果、彼の企業らが技術を奪われ独自開発、生産をし始めると人件費の安い外国メーカーに取って代わられ今に至る。

受け入れた側の国は将来、この産業が次の時代のメインの産業になると踏んで国を挙げて誘致した。日本の政治とは対照的だ。その根底にあるのは保身だろう。
批判されたくないから介入はしないというような後ろ向きな態度だ。
批判されようが将来100年の優位性を維持するために公然と介入するという気概がない。

アメリカが中国のファーウェイを排斥したのはスパイウェアを仕込まれたスマホを販売されたくないばかりではない。格安のスマホ、独自のOS、アプリを搭載したものがアメリカを席巻するとGAFAをはじめとするIT国内産業が大打撃を受けるからだ。肝が分かっているところに浸食が始まると公然と介入するのがアメリカだ。
鉄鋼メーカーだったそうだ。単に企業間取引の問題ではない。アメリカにはアメリカの事情がある。車は特に軍事産業が関わるようなこういった産業はアメリカの産業の肝だと言える。介入してくるということはそれだけ重要視しているからに他ならない。

SHARPやTOSHIBAを成り行きに任せている日本とはえらい違いだ。

株主がいるということでは同じなのにアメリカでは政治介入しているのに日本ではしない。もしこれがおかしいことならアメリカの鉄鋼メーカーの買収にも意義を唱えるべきだろう。

日本の政治は半導体産業が次の100年を左右する産業という意識を持っていなかったのでこういうことになったと言っていい。日本の政治家は特に自民党政治は政策は小さな、小さな目先の法案を通して当たり障りのないことをやり、議員は賛成票を投じてもらうための「頭数」でしかない。だから料亭で決着した話をわざわざ国会で聴く必要が無いからああやって寝ている人が多いわけ。国会が本当に議論の末、いい方向に行く機関なら日本の政治はもっと良いことになっているはずだろう。

先の展望が無い、見えない政治というのが致命的だ。それは自民党が悪いということばかりではない。野党は素知らぬ顔で国会で追及しているが連中のふがいなさが自民党政治政治しか選べない状況を生んでいる。それを分かって言っているのか知らないが不手際を追求してりゃあいいやって感じにしか見えない。民主党政権になってまともなことが出来なかったのが日本の悲劇だろう。結局、権力者になってしまうと俺が俺がで国の行く末はそっちのけになってしまう。日本は落ちるところまで落ちないと分からないということなのだろうか?
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