意外と良かった。ゲームやったことなくても、競馬に興味がなくても観られた。
野球に興味かなくても野球漫画は読む人はいる、というのと同じか。
ウマ娘ってなんだよ、という根源的なツッコミは脇に置いて、学園スポーツ物として見ればプチ良作。
でも、欲をいうとちょっと物足りない。アマゾンの★4.4は過大だと思う。
シナリオとか物語にはふたつの大事なものがあって、ひとつは期待を裏切らないこと。ふたつめは予想を裏切ること。
言うのはカンタンなんだけど、両立させるのはめちゃムズカシイ。
期待を裏切らないシナリオだったけど、予想を超えなかったのがちょっと物足りないかな。
しかし、限られた尺のなかで、あれこれ欲張ると駄作に堕ちるキケンもある、というか、そういう惜しい作品の多さを思えば、シンプルな王道展開のみを素直に伸ばすのもアリだろう。
また、欲張らない、という意味ではメインのキャラを絞り込んだのは英断だった。
ゲームにはもっと沢山のウマ娘が登場するはずで、販促の観点からはあっちもこっちも出したいところだが、それをすると焦点の定まらない薄らボヤッとした作品になったはず。
それとレースシーンの描写が良かった。
球技など違い、言ってしまえばトラックを走るだけなわけで、ややもするとツマラナイものになりやすいだろうに、見ごたえのある「見どころ」に仕上げたのはさすがだと思う。
ただ、解説のCVが素人臭かったのが気になった。本職の解説の人を当てたらしいが、そういう人には台本の監修だけしてもらい、CVは声優に任せてほしいところだよ。
現実のレース解説は声優には務まらない。その逆も然り。求められるモノが違うのだから。
最終回。
第12話が最終回だと思ったら、もう1話あった。
ボーナストラック的な内容で、第12話で終わってもそれはそれで良い気はしたが、ラスト、お上りさんのウマ娘の足を性懲りもなくトレーナーが触るシーンは、第一話との対比が効いててよかった。
誰かに憧憬を向けていた主人公は、ついには誰かから憧憬を受ける側になったのだと。
ウマ娘、完走。完結感あって結構満足。
と思ったら2期3期もあった。
が、主人公が替わるっぽいので、とりあえずはここまで。
余談ながら、ウマ娘一期が気に入った人は「アサルトリリィ」を試しに観るといいかもしれない。
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