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2023年07月24日23:57

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美輪さんは悪くないけど

美輪明宏「外は地獄でした」自らの被爆体験語る「戦争という言葉をやめて大量殺人という言葉に」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=7500065

当時子供だった人は悪くない。問題なのは当時大人だった人々だ。当時、戦争を肯定することはそこまで悪いことではなかっただろう。国益を守るために大陸での戦争、当時は植民地を拡大することは欧米もやっていたことだし、フィリピンもアメリカが奪った土地だった。

ただ、世界の潮流はWW1の惨状を機に戦争にならないような方向へと舵を切ろうとしていた時代に日本はそれを貫こうとした。そして誰が悪くて誰が悪くないのか?の政治判断を誤ったこと。これが始まり。

そして軍部の拡大を国民が長いものに巻かれるという事なかれ主義をやってしまったが故に総動員で犠牲を強いられ、最終的には国民全員が玉砕することを求められる。どこかの時点でおかしいと思っていた人は多かったのに最後まで長いものに巻かれた。

そういうと当時の人は「ああいう時代だったから」と言う。要するに仕方が無かったというわけだ。あの時に国民がやらなければならなかったのは反政府運動で内戦覚悟の国民の蜂起だったが誰もその勇気を出そうとしなかった。

しかし、敵から見ればこれは「軍に従う国民」と見えるし、よく小学生や女学生に竹やり訓練させている映像を見る時があるがこういったある意味非戦闘員にも戦闘をさせようとし、それに抵抗していないのだからアメリカに「日本には非戦闘員は居ない」と言われても「仕方が無い」。相手もそういう日本に対して仕方が無いと思ったに違いない。
軍に対する抵抗運動もなく玉砕というのは諜報活動でアメリカ軍も知っていただろうから。

あの時に必要だったのは間違っていると思ったことは間違っているというそれぞれの勇気だ。世間体を考えて何もしないということは軍に従っているということだから原爆を落とされても「仕方が無い」。

こういうことを書くと物事の本質を整理せず噛みつく人がいるが、ロシアを見てもらいたい。プーチンのやっていることは悪いことだが、警察が怖いから、死ぬのが怖いからといって反体制運動をやらないロシア国民、プーチンに対する政権支持の割合も80%を超えている。これはロシア人はプーチンの戦争を肯定していると思われても仕方がなかろう。唯一勇気があるのは軍隊の中からウクライナ軍に加わる兵士だ。ああいう勇気が必要なのだがどうだろうか?

もとい、当時子供だった人は仕方が無い。自分で運命を決められない立場だからある意味犠牲者と言える。それよりも罪深いのは当時大人だった人々だ。
だから戦争が終わったら手のひら返し。つまり戦争に反対だったからそれが出来た。原爆を投下される前に勇気を出して抵抗すれば広島や長崎の犠牲はなかったかもしれない。

そして今、その勇気を奮う気概が日本人にあるだろうか?一部の軍人がまたしても国を乗っ取ってしまったときに立ち上がる勇気があるだろうか?100万人殺されても間違っていることに立ち向かうことが出来るだろうか?

出来ないなら100年前と何も変わらない。ご都合主義の手のひら返しを見ることになるだろう。その時は中国の一部になっているかもしれないが命が惜しいから属国に成り下がるのか、ウクライナのように勇敢に立ち向かうのか、100年前のことでなく今を問われていることでもある。「仕方が無かった」で終らせないためにも何が正しく、何が間違っているのかを国民一人一人が考える義務がある。それはどの国でも同じことだ。
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