元白鵬、断髪式でGACKT、関口メンディー、デーモン閣下らがはさみ 涙で大銀杏に別れ
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大相撲三月場所十四日目、賜杯レースの単独トップに立った小結大栄翔が初日からの10連勝から3連敗の西前頭五枚目翠富士を突き倒しに退け二敗を守り、対戦相手だった関脇若隆景の休場により不戦勝となった三敗の関脇霧馬山の2人だけが賜杯の可能性を残す展開となり、打ち出し後に行われた明日千秋楽の取組編成会議により、この両者が直接対決する割が組まれました。
さて、大栄翔と翠富士の一番。立ち合いから大栄翔のペースで、両手で翠富士の首元を攻め立てて押し込み、翠富士に何もさせずに前に出ての突き倒しで勝負あり。三敗グループにいて優勝の可能性を残していた小結若元春が関脇豊昇龍の上手投げに屈し、大栄翔と霧馬山の対戦がなかったため、千秋楽の直接対戦となりました。
大栄翔について、八角理事長(第61代横綱北勝海)は前回(令和3年一月場所)の優勝との比較として、「前回は上位者が多かったから激しい突き押しで、勢いで行った。相手を見て突いて行ったら間に合わないから」と前回に言及、今場所は「よく相手を見て落ち着いて突いている」とし、「初めての優勝じゃない、ということで落ち着いている」と、優勝経験者として精神的に落ち着いていることを強調していましたが、先場所が「優勝の場所以上の土俵」と言われながらやや失速気味に終わったことを受け、「今場所こそ!」との気迫もここまでの賜杯レースに繋がっているように感じられますね。
一方、10連勝の後4連敗で優勝の可能性がなくなった翠富士は、大栄翔相手に「変化も考えた」と迷ったような立ち合いで墓穴を掘った恰好となり、大栄翔に喉輪攻めを食らって一気の出足に屈した今日の一番の敗因について、「変化で負けると後悔しますね。追う立場になったんで緊張はなかった。普通に相手が強かった」とコメント。優勝の可能性が消えた今場所について「優勝争いなんてなかったんでいい経験になった。また経験できることがあれば、今回のことを生かしたい」と、謙虚な姿勢で振り返っていました。得意技たる肩透かしに拘らず、割り出しという決まり手も出て来た連勝中の土俵は素晴らしいと感じましたが、連敗してからはどこか踠き苦しむ印象で、明日発表される三賞に届くか、微妙になった感じがありますね。
さて、新関脇だった昨年の三月場所で初優勝し、関脇の座を7場所維持してきた若隆景協会に「右前十字靱帯損傷、右外側半月板損傷などで3カ月程度の療養を要する」との診断書を提出して休場。取り直しとなった昨日(十三日目)の小結琴ノ若戦を制して7勝6敗と今場所初めて白星先行、勝ち越しに王手をかけていましたが、師匠の荒汐親方(元前頭蒼国来)によると、琴ノ若戦の最初の一番で右膝を負傷したそうで、「相撲を取れる状態ではなかった。まずはきちんと治してほしい」とのこと。八角理事長は「落ちることより、まずは長引かせないように、しっかり怪我を治してまた戻ってきてほしい」とコメント。次期大関候補の最右翼とされていましたが、番付を下げてもじっくり治しての復活を期待したいと思います。
また、新入幕の東前頭14枚目金峰山が優勝経験者たる阿炎を押し出しに退け10勝目。立ち合いから力強い突き押しで圧力をかけての押し出しで一蹴。カザフタン出身初の関取として今後が期待されるところで、明日発表の三賞に絡むか注目したいと思います。
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