【箱根駅伝】駒大、史上5校目の3冠達成!大八木監督の悲願「三度目の正直」で令和の常勝軍団に
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新春恒例、今年で第99回となる東京箱根間往復大学駅伝競走、またの名を「箱根駅伝」の復路が行われ、やっぱりと言うか、駒澤大学が10時間47分11秒(往路5時間23分10秒、復路5時間24分01秒、往路、復路とも優勝)で2年ぶり8度目となる総合優勝となりましたね。このシーズン、10月の出雲、11月の全日本でともに優勝を果たした駒澤大学ですが、往路に続いて各区とも安定した走りを見せ、区間賞こそ6区の伊藤蒼唯(1年)のみとなりましたが、全員が区間5位以内の成績に収まり、さすが駒澤大学、チームをしっかり仕上げてきたなと感じましたね。
同一年度の3冠は平成2年〜3年シーズンの大東文化大学、平成12年〜13年シーズンの順天堂大学、平成22年〜23年シーズンの早稲田大学、平成28年〜29年シーズンの青山学院大学に続く史上5校目だそうで、過去2回チャンスがありながらあと一歩で逸した三冠達成であり、駒澤大学及び今季末をもって勇退する大八木弘明監督にとって、まさに“悲願”であったと思います。
それにしても、2つの区間新記録(4区と5区。5区2位までが区間記録を更新しているので、厳密には3つ)が出たとはいえ、どの区も熾烈なデッドヒートで順位がこまめに入れ替わる興味深い展開となり、見ごたえがありましたね。
2位は1分42秒差で中央大学(10時間48分53秒、往路2位(5時間23分40秒)、復路2位(5時間25分13秒))、3位は昨年の覇者である青山学院大学(10時間54分25秒、往路3位(25分13秒13秒)、復路9位(5時間29分12秒))、以下、4位國學院大學、5位順天堂大学、6位早稲田大学、7位法政大学、8位創価大学、9位城西大学、10位に東洋大学が入ってここまでが次回(第100回大会)のシード校となり。11位以下はは東京国際大学、明治大学、帝京大学、山梨学院大学、東海大学、大東文化大学、日本体育大学、立教大学、国士舘大学、関東学生連合(オープン参加で参考記録)、専修大学の順となりました。往路3位の青山学院大学は、6区の西川魁星が区間20位のブレーキとなり、一時は8位まで順位を落とす展開となりましたが、9区で4年生の岸本大紀が区間記録に12秒及ばないだけの歴代2位となる1時間7分27秒の力走で3位に戻し、駒大から7分15秒差だったとはいえ、それなりに面目を保った恰好となったと思います。原晋監督は、
「人生いろいろ、箱根もいろいろ。いろんなことが起こりますよ。だから学生スポーツは面白いんですよ。もはやチーム内で1万メートル28分台が10人なんて当たり前、登録メンバー16人なんて当たり前、その中でも27分台を往路2人、復路1人、確実におかないと優勝できない。さらに山登り、山下り対策を1年かけないといけない。自ら律する自律のチームをつくらないといけない。それが過渡期の大会でもあったと思う。元のようなパワー型の指導スタイルには傾斜したくない。学生スポーツは自ら考え、行動することが本来のスタイル。“ピース大作戦”は山登りと山下りの2つのピースがハマりませんでした。残念でした。次はワンピースになれるように頑張っていこうと思います」と敗戦の弁を述べ、日テレのインタビューには「総合力はしっかり力を持っていましたから上位には来れましたが、もはや青学は3番で終わるチームではない、喜べるチームではない。私も学生たちも思っている。この結果を真摯に受け止めて、来年リベンジできるように私自身も心を入れ替えていきたいと思っています。」と語りましたが、10人中7人が区間7位以下という中、3位に収まったのは「さすが」と言っていいのかもしれません。
さて、駒澤大学ですが、「男だろ?!」の檄でも知られていた大八木弘明監督は平成16年4月からちょうど20年(20シーズン)をもって監督を勇退、大学OBの藤田敦史コーチに監督の座を譲りますが、かつてはパワハラ騒動に発展するスキャンダルを起こしたこともあったとはいえ、大学長距離界に一時代を築いた存在となるほどの名門に押し上げた20年であり、時代の境目にあるのだなと感じるニュースとなったと言えますね。「昨年4月に子ども(部員)たちから“監督3冠やりましょう”と言われ、“よし、やるか”とこの1年取り組んできた。選手たちには感謝しています。ありがとう」と語っていましたが、チームの作り方自体からして、違うなと感じる大会となった印象が残りました。
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