今AFIでヨーロピアンユニオンフィルムショーケースってのをやっててヨーロッパからの今年の新作のビンジウォッチングをしてるんだけど、なんか凄いわね〜、って思ったのが英語とアメリカの文化資産の強さ。
ってのもさ、昨日観たGirl Pictureっていうフィンランドの映画なんて高校生の女3人の話なんだけど、高校生が話してるフィンランド語の中にAre you serious?とかWhat?とかYou're so sexyとか英語のフレーズがいっぱい出てくる。同じく昨日観たベルギー映画のCloseの中でもアイスホッケーのコーチが子供達にLet's go guys!とかYou did a good job!とかフランス語でいろいろ言ってる中に英語での掛け声が入る。で、もっとすごいのがリトアニアの映画でもルーマニアの映画でもポーランドの映画でもパーティやダンスで踊る映画だと必ずかかるアメリカのクラブ・ディスコ・ダンスミュージック。
いや〜、アメリカの文化資産の強さを思い知ったわ。しかもこれが1930年代のハリウッド黄金時代から築かれてきたやつ?と思うと、中国がいくら頑張ってもここまでこれないわね、って思った。K−popが人気だけど、東アジア言語の難しさ、英語はインド・ヨーロッピアン語族で似たような言語を喋る人口が多い、というのもあって、中国語は中国がどれだけ経済的に重要な国になっても英語のように日常には浸透しないでしょうね。しかも、アメリカ英語の世界中への浸透は映画・音楽の文化資産の普及でひろまったのだろうし。ま、中国はアメリカみたいにユニポーラーワールドを築いて支配する気はないんだろうし、経済や軍事でアメリカと拮抗する勢力としてマルチポーラーワールドになる、ってのなら、別にそ文化分野ではアメリカのユニポーラー支配に甘んじる、ってのはあるだろうけど。
アタシはアメリカ帝国主義は滅びるべきだと思うけど、アメリカの強さを観た感じがするわ。しかも中国みたいに食糧輸入国じゃないしさ。ちょっと前にツイッターで見た、アメリカは一部門が強いだけじゃない頭のいっぱいあるヒドラみたいな化け物なので、つぶすのが難しい、日本みたいに潰すには輸出産業を為替でやっつければいいだけ、みたいじゃない、ってのがあったけど本当にそうね。中国も重工業力いれてるけど、それも国家主導なので起業家が重工業を起こしたアメリカとまた違って、なんか脆い感じがするわ。
ってことで、アタシの目の黒いうちはアメリカが「その他もろもろの国と同じのOne of Them国家」になるということはない、って感じよね。勿論1930年代の大恐慌+1940年代の世界大戦みたいなのが起こって同時にアメリカ内戦が起こって分裂したらどうなるかわからないけど。アメリカ分裂してもドルユニオンとしてドル経済圏は続きそうなので(ってか南部の右翼どもは独立しても自国通貨を作れないと思うわ)、まだまだドルは強い通貨の一つとして残る、って感じでいいかしらね?
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