秋場所で話題の力士2人を錣山親方が解析。どんなところに魅力を感じているのか
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大相撲九月場所中日八日目、幕内で唯一全勝の西前頭八枚目の北勝富士は相撲巧者の西前頭六枚目遠藤を寄り切りに退け自身初の中日勝ち越しターンを決め、賜杯レースの単独トップを守りました。遠藤が突っ掛けて二度目となった立ち合いから低く当たって、遠藤の引きに乗じて攻め立て、寄り切りで勝負あり。「普段通り平常心を意識している」と取組後の支度部屋で冷静に話した北勝富士ですが、この一番を前に、今日のNHKテレビ正面解説を務めた宮城野親方(第69代横綱白鵬)に言わせれば「体がピカピカ光ってますよ。支度部屋で十分にやってきたんでしょうね」と語った通り、遠藤を寄せ付けない充実の相撲を見せました。
北勝富士に星一つの差で一敗で追走する現役関取最年長で37歳の東前頭三枚目の玉鷲は西前頭五枚目佐田の海を右喉輪で起こして電車道の押し出しで一蹴。「皆さまの支えがあってこそ。1日1日しっかり自分の相撲を取る」との取組後のコメントですが、通算連続出場1456回(先場所の部屋内のコロナウイルス感染による休場はカウントせず)で、歴代3位の元関脇貴闘力に並ぶ節目の土俵を白星で飾った一方、西前頭四枚目の高安は二敗の大関貴景勝を正面土俵際に追い込みながら逆転の引き落としを決められ二敗に後退。全勝の北勝富士を一敗の玉鷲が追走、これに二敗の大関貴景勝らが続く展開となりました。
さて、横綱照ノ富士ですが、今日は東前頭四枚目の錦木を右四つ、左上手から厳しい攻めで上手投げに仕留めて連勝し三敗キープ。三敗を喫した後の二番が内容の良い土俵であるだけに、中日三敗から連勝して賜杯を勝ち取った五月場所の再現もあるかもしれません。
その一方、角番大関御嶽海は東洋大学の後輩である関脇若隆景に右差し、左で抱えながらも上手を許して主導権を握れず寄り切りに屈して3勝5敗と黒星二つ先行の星勘定に。大関正代も、同じ初日白星からの6連敗同士となった関脇大栄翔に為す術なく一方的な押し出しに屈し、1勝7敗と崖っぷちに。宮城野親方はNHKのテレビ解説で「どこか怪我してるんでしょうね」と指摘しましたが、膝の不調が懸念されていた横綱照ノ富士よりも先に途中休場となる事態が訪れそうな気がしました。
その他。記事の主役たる東前頭六枚目の若元春は東前頭九枚目の妙義龍と取り直しから突き落としに仕留めて大関貴景勝らと共に二敗を守り、新入幕の西前頭十六枚目平戸海は西前頭十二枚目竜電に両差しを決めながら小手投げに屈しました。
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