異世界転生と異世界転移。
一緒くたにされがちだけど「転生」には「転移」にはない臭みがある。
子供がいるマイミクはちょっと想像してくれ。生まれた自分の息子・娘の中身がどこぞのおっさん、おばさんであることを。
おれは独りモンだし、子供もいないが、想像するだけでも気持ちが悪い。
これが「転生」の臭み。構造的
この臭みの処理を誤ると、おもしろいおもしろくない以前に、素直に愉しめなくなってしまう。
「転スラ」は魔素から自然発生したスライムを素体とすることで、これらを解消した。
「無職転生」は臭みから逃げずに真正面から挑んだ。
また転生物語にはふたつのパターンがあって、生まれたばかり赤子スタートと、目が覚めたら7、8歳の子供だったという小児スタート。
後者のほうが人格上書きが発生するので臭みは強くなりがち。
無邪気な子供が、ある日、中身が見知らぬおっさんで上書きされるんだぞ!?
いずれにせよ「転生」は本来生まれるはずだった魂、それまでの人格を押しやって横入りすることで成り立つ。
このへん、意識して苦慮しつついろいろ工夫している作家もいれば、無頓着な作家もいる。
転生ではなく「前世を思い出したのだ」とかね。
前置きが長くなったが「異世界薬局」はこの臭みの処理がうまくないなぁ。
なので、子供がいる人は見ないほうがいいぞw
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