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2022年04月25日13:01

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これは日本や

ここ最近AFIでやってたイラン映画、最後の2週間は今イランで一番アツいアシュガー・ファルハディの映画シリーズ。今日はその最後のBeautiful Cityを観てきたの。

で、観てて思ったこと、これは日本だわ、ってこと。どうりでおしんがイランで大人気かなんかわかった気がしたわ。

ストーリーは、鑑別所から。18歳になったので大人の刑務所に移される殺人犯(死刑囚)。もう18歳になったのでいつ死刑執行されてもおかしくない。その友達のコソ泥で入ってる子が鑑別所を出て、殺人犯の友達が死刑を免れるように被害者の家族に「許します」の一筆書いてもらおうとする、って話。で、殺人犯のお姉さんが「私がもう何千回も行ってもだめだったのだし」というのだけど一緒に何回も行って説得しようとする。そのうち、友達(殺人犯)の美人のお姉さんと恋に落ちて、でも被害者の男性の後妻が「あの男の子、男前だしちゃんとしてるからうちの娘(歩行補助具が無ければ歩けない身体障碍者)にどうかしら?そしたら許しますの一筆書いてもいいけど」という話になって、恋仲のお姉さんをあきらめるか、友達を救うためにおへちゃで身障者の娘と結婚するか、で悩む話なのよ。

今はアカデミー賞2回も取って超有名監督になったアシュガー・ファルハディ、これは2作目なのでまだ国際的に有名でなく、ツベではちゃんとした予告編がなかったんだけど、まずはこれ?


線路わきのボロ屋にすむ貧しい一家、家族を助けるための結婚。美人のお姉さんは弟の友達と恋仲になるけど被害者の娘との縁談が出てきたら「私は結婚してたし子供もいるし、あなたより数年年上だし」とか「たった一回や2回優しくしてあげただけで私がアンタに気があるだなんて思わないで」と強がってみたり。そのほかにも被害者の家に行くときに風呂敷に果物を包んでいったり、靴を脱いで家に入ったり、床に座るだけでなくって、目上の人間が来るとリスペクトを表すために正座する、とか、もう細かいところが昭和の日本なのよ。あぁ、これだからおしんが視聴率90%とかで人気があったの?って思ったわ。

日本で言うとさ、映画会社関係なしにオールスター配役でやってみると、バックグラウンドは昭和30年代前半。監督は成瀬か木下恵介(松竹)。メインのイケメンは宝田明(東宝)、殺人犯の美人のお姉さんは若尾文子(大映)、娘を殺されて今でも恨みに思ってるお父さんは東野英次郎(俳優座)、その後妻で身障者の娘とイケメンをくっつけたいと思ってるお母さんに望月優子(松竹)、鑑別所の主人公を見守る保護観察員というかカウンセラー(アタシ的には熊でチョーいい男)に三船敏郎(東宝)、身障者のちょっとおへちゃでシャイな娘に春川ますみ(東宝)って感じかしらね?この役は春川ますみみたいなぽっちゃりカワイ子ちゃんでなくっても、大部屋からもっとおへちゃな女優を選べると思うけど(例えば石井トミコ?市原悦子?)そういう人たちは名前が残ってないので無名の人にしてもいいと思うのよ。最初はさ、鑑別所上がりの主人公、泥棒で鑑別所にはいってて、「お金がいるんなら盗んでくる」と言ってたイケメン、裕次郎を想定してたんだけど、これ左斜め下を見てから「ここまでさわやかイケメンならやっぱり宝田明じゃね?」って思ったの。裕次郎歯並び悪いし、アップにするとげんなりするものね。たまたま裕次郎も宝田明も1934年生まれで同い年なので、年代的にもちょうどよし


アタシはリアリズムを追求するので年代的にどうなのよ?も調べたのよね。舞台を1957年位にするとしたら、宝田明(裕次郎も)は1934年生まれ、22〜23歳なのでハイティーンの役もできる。若尾文子は1933年生まれの年上、東野英次郎は1907年生まれで40代後半、後妻の望月優子は1917年生まれで40になったばっかり。おへちゃな身障者春川ますみは1935年生まれなので宝田明よりも年下。もちろん上に書いたようにもうちょっと若い大部屋女優の可能性も強い。

かなりいい線いってない?あっかんべー

この映画や他の映画を見て、イランについていろいろ思うこともあったのでこれに関してはあと何回か書くと思うわ。乞うお楽しみ
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