■崩れた1年前とは、違う 新境地の高安 再び挑む終盤の賜杯レース
(朝日新聞デジタル - 03月24日 22:48)
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大相撲三月場所十二日目、一敗で賜杯レースの先頭を並走する新関脇(東関脇)の若隆景と東前頭七枚目高安は、若隆景が二敗の西前頭六枚目琴ノ若を寄り切りに退け、高安も二敗の新大関の御嶽海を寄り切りで制し、「一敗二敗対決」となった二番は、どちらも一敗が二敗を下して星二つの差がつく展開となりました。
さて、今日の若隆景。二敗の若手琴ノ若を相手に、立ち合い低い当たりと鋭い踏み込みで右差しとするも、その右を琴ノ若に抱えられ、小手に振られて腕ひねりで揺さぶられながらも盤石の腰で残し、左押っつけから正面土俵に運んで寄り切り。協会の八角理事長(第61代横綱北勝海)の今日の若隆景評は「立ち合いで押されたけど慌てなかった。押っつけながら残すという意識があったね。押された時に、投げとか突き落としに行っていたら寄り切られたでしょう。左からの押っつけで差されなかったのも効いた。それだけ、押っつけで厳しい相撲を取れるという自信があるのだろう」と、冷静な対応で11番に乗せた今日の一番を振り返っていました。
一方の高安は、過去19勝8敗と合い口の良い御嶽海が相手。右四つに組み止めて左上手も引き、右腕を返して上手を与えず、右を絞って前に出ての寄り切りで勝負あり。八角理事長曰く「立ち合いで御嶽海の動きを止めた」のが高安の勝因。一方、御嶽海の敗因については「動いているときなら廻しを与えても勝機はあっただろうけど、御嶽海は止まってしまった。止まっちゃダメですね」とのこと。合い口もあるのかもしれませんが、その短所が露呈した一番となったかもしれません。明日は若隆景が御嶽海と、高安は大関貴景勝と、どちらも今日敗れた(貴景勝は大関正代の寄り切りに屈す)大関と対戦します。
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