今日は新国で「さまよえるオランダ人」を見に行きました。
コロナ禍のため、日本に入国できないため指揮者、Senta, Erik, Holländerが変更になりました。
歌手は日本人に変わりましたが、指揮者はJames Conlon(彼のオペラの指揮はLos Angeles Operaでかなり聞きました)の代わりにGaetano d'Espinosaに変更です。
さらに、Mary役の山下牧子が「都合により出演できなくなった」(コロナ?)ため、歌唱を金子美香が、演技を再演演出の澤田康子が行うという事になりました。
Maryの出番はそれほど大きくないのですが、それでもやはり歌が演者とは全然違う方向から聞こえてくるのは違和感がありますね。
あと、再演演出ということで歌手ではないので、恐らく澤田はドイツ語の歌詞を知らないようで、かなりの部分を顔を観客に見せないで演技していました。
ちゃんとunderstudyはいなかったの?
こういうケースはだいぶ前、Seattle Operaで指環を見に行ったとき、Siegfried役の歌手がジムでトレーニング中、怪我をしたため、代役の歌手が舞台で演技をして、本人はオーケストラピットから歌っていたのを経験したことがあります。(ちなみにその代役の歌手は後の公演ではちゃんと歌わせてもらったそうです。)
さて今回のオール日本人のキャストですが、Senta役の田崎尚美と新国立劇場合唱団が良かった。
特に田崎尚美はワグナーの厚いオケを軽々と超えてビンビン声が響いて、日本にもJugendlich dramatischer Sopranがいたんですね。Brava!
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