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2021年09月07日07:19

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都市開発と埋蔵文化財

建物の建て替えや道路建設などの工事にともない、それまで未知であった埋蔵文化財が発見される事例が時々あります。多くの場合、一定期間工事を止めて専門家による調査を行い記録を作成した後で、元通り埋め戻して、その上に建物や道路を作るという事になります。
新しく作る建物が高層ビルである場合、深く基礎を掘る必要があるため、なるべく遺構の部分を避けて建てるように計画変更する場合もあります。しかし大都市のように地価の高いところでは、計画変更で建物の床面積が減少してしまう場合が有り、開発者の同意が得られない場合があるようです。工事前に既に存在が知られていて文化財指定されている場合は、法令に基づき強制力をもって遺構の保全をさせることもできる制度になっていますが、未指定の場合の私権の制限には限界があるのが現状です。
今回の「高輪遺構」の件については、開発者がJR東日本であり、発見された遺構が日本最初の鉄道に関する物であった、ということでJR側も遺構を保存する形での開発計画変更に応じる、という展開となりました。
今後も都市の再開発と埋蔵文化財の保存の両立という問題は度々発生することが予想されるので、対応に必要な制度の整備は重要と考えられます。

■埋蔵文化財保護、国が早期関与へ 萩生田文科相が見直し方針
(朝日新聞デジタル - 09月06日 06:06)
朝日新聞デジタル https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6656477

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