■民放AMラジオ44局がFM化=28年秋めどに
(時事通信社 - 06月15日 18:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6555894
AMラジオ放送を行う民間放送事業者全47社でつくる「ワイドFM対応端末普及を目指す連絡会」が、北海道と秋田県を除く全国44のAMラジオ局が2028年(令和10年)秋までにFM局への転換を目指すことを発表ですか(記事では全国41としている)。一部の放送局では転換後も補完放送としてAM放送を継続、NHKでは2025年(令和7年)度に1波に一本化し、その放送は継続するようですが、現にAM放送と並行して同じプログラムでFMを補完放送として送信している民放のAMラジオ局にとって、送信所には広い敷地に高さ100mクラスのアンテナを設置することが必要で、維持費も相応に多額であるため、民間のAM放送局としては今後の老朽化への対応への難しさと言う課題があり、これに聴取率低下などで広告収入が落ち込んでいることが輪をかけ、受信環境の良くない地域への対策と言う大義名分で始まったFM補完放送の本放送への移行を求める声がAM局の間から起こっているとも言われているようです。
日本民間放送連盟(民放連)は2年前に比較的簡易な設備で送信が可能なFM放送のみを可能とする制度改正を求めていたようで、総務省もこれを容認していたとのことですが、首都圏だとTBSが954kHz(FM補完放送90.5MHz)、文化放送が1134kHz(FM補完放送91.6MHz)、ニッポン放送1242kHz(FM補完放送93.0MHz)とその周波数の数値で親しまれ、かつてのBCLブーム(中波や短波放送で、国内の津々浦々に限らず世界各国のラジオ局を受信することがブームとなっていた)の中で、全国各地からの受信を競い、ベリカード(放送局が発行する「受信確認証」あるいは「受信証明書」。リスナーが受信した放送がその放送局のものであることがわかるような内容を、受信報告書として放送局に送付して発行して貰える。正式名称はVerification Card)を集めてコレクションにしていた時代があったほどだったのが、今となってはずいぶん昔の出来事に感じます。
一方では、FM補完放送が基本的に周波数90MHzから108MHzの所謂「ワイドFM」の中にあり、この帯域をカバーしない旧来のFMラジオでは受信できないことになり、連絡会幹事局のTBSラジオの入江清彦会長は「ラジオの買い替えも必要となり、聴取者に早めに周知する必要があるため、全国の放送局の意向を取りまとめ計画を公表した。各社の経営環境により、計画は変更されることもある」と説明した程で、まだまだ移行には複雑な準備が必要と言うことは、理解できた気がします。
とにかく、混乱なく進むことに、切に期待します。
ログインしてコメントを確認・投稿する