■経団連の副会長にDeNA南場智子会長 女性の就任は初
(朝日新聞デジタル - 02月25日 07:32)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6424580
森喜朗さんの女性蔑視発言が叩かれましたが、結局この騒動後は後釜は女性を据えないとダメ!みたいな空気ができてしまいましたね。
今回の就任人事は完全に実力評価によるものですから文句のつけよう無いですけど、一般論としては、日本は依然として主要国中で国際比較すると世界一女性が優遇された社会だと思います。
日本社会の女尊男卑傾向を示すのは、例えばこういう統計データ。
http://honkawa2.sakura.ne.jp/9488.html
主要国中でジェンダー比較すると、日本は先進国中で一番女性の生活満足度が高いです。考えようによっては女尊男卑じゃないかとすら思える。
女子高生限定の生活満足度比較統計データを見ても、日本は比較対象国中で一番女子高生の生活満足度が高いですよね。
http://honkawa2.sakura.ne.jp/3942j.html
男女共同参画社会に関して、基本的に日本人が誤解しているのは「男女平等は女性の権利を上げる事」と考えている人が多いということでしょう。
正しくは「女性の権利を男性と同等にすること」と定義すべきなんですが、じゃあ一体「日本人女性の場合、どんな権利が男性と同等じゃなかったのだろう?」と考えてみると、
日本だとせいぜい男女雇用機会均等法ぐらいしか実際にはありません(それも、実は別の女性優遇の問題があります)。
男女平等が最初に起こった西洋諸国では「マジで男女の権利には差があった」のです。
どういう差かというと「女性には財産権と相続権を与えない」ことと「男が保護してやるから、男の指示に従え」ということです。これ両方とも法律に書いてあったのです。
財産権と相続権をもっていないと、銀行口座が持てず、お金の裏打ちがないので家賃を払う契約などもできません。もっと悪いのは仕事をしても自分のお金にならないのです。だって財産権がないですから・・
だから西洋女性の「仕事ができない、学校にも行けない」というのは、本質的に「仕事しても賃金が自分のモノにならないから、真面目に働く保証がないので雇わない」「学歴が高くなっても、給料が高い仕事に就けないから学校に通う必要がない」というものだったのです。
で、財産権がなく仕事も自分の家も持てないわけですから「父親か夫の世話になるしかない」状態で、これが男女差別の根本的な要因になっていたわけです。
だから西洋の男女平等は「男と同じ権利をよこせ」ということであり「男と同じレベルまで上がる、その代り男と同じ能力と同じ義務を果たす」ということだったのです。
このことをおおくの日本人は全く知りません。
何故知らないかと言うと「日本女性には西洋女性のような差別がほとんどなかったから」です。
日本の場合、男女共に財産権や相続権がありました。だから女性が自立して生活することも、仕事をすることも可能だったのです。
NHKの朝ドラ・連続テレビ小説でも、ものすごい数の女性企業家の史実がでて来ます。財産権も相続権もない西洋女性にはあんなことムリだったでしょう。
それでも確かに日本は「男が女を守り、女は男に従う」という文化はありました。これは西洋でも同じ。
しかし日本は「家に入ると女が男と子供を守った」のです。だから日本の家庭では夫が妻に給料を預け、妻が家庭内のマネージメントをするという形態が多かった。
他方、西洋は女性に財産権がなかったので、家も仕事もすべて男性が一人で行い、女子供を保護していたのです。
だからウーマンリブなどで女性解放された後の西洋女性は「男性と同じ能力」が要求され「女性だから保護される」ということはほぼありませんでした。
例外なのは家庭内の暴力被害(DV)ぐらいのものです。
このような女性解放が「元々西洋諸国的な女性差別はほとんど無かった日本」に入ってきたら、どうなるか?
とどのつまり、「際限なく女性達のクレームによって女性の権利だけが拡張していく」ことになるわけです。
それが今の日本の現状です。
本来なら女性達は西洋と同様に「男性と同等の義務を負う」必要があり、それが権利付与と引き換えの責任なのですが、元々「西洋諸国的な女性差別はほとんど無かった」日本女性の場合、そういう義務や責任を振り返らずに「権利!権利!!」とやったので、男性がどんどん苦しくなっていったのが一番最初に上記で提示した統計データに見られるような状態である、といえます。
なので上記の統計データの正しい読み方は、「日本は女性の保護優遇が手厚い」ではなく「女性達が男性と同等の社会的責任を負わずに楽している」と言い換えることもできると思います。
だから世界男女平等ランキングで日本の平等度が低い「政治家や企業幹部の女性の少なさ」は、女性が進出できないのではなく「日本人女性たちが義務を果たそうとしないので、結局女性の責任者が少ない」と見るのが正しいとも感じています。
今回の就任人事に、関しては完全に実力評価によるものですから文句のつけよう無いですけど、
少し前の森喜朗さんの騒動後におきた人事は、あれは完全にアレだったと思いますね。
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