過ぎたるは猶お及ばざるがごとし
・・・・・先進篇11.6より
<現代語訳>
孔子は、頑張りすぎるのは、頑張りが足りないのと同じで、よいものではありません。
<解 説>
★どんなによいことでも、度が過ぎるのは良くないということです。
学びの姿勢で大切なのは、いつも学びを意識し、継続することです。
しかし、勉強のし過ぎでケガをしてしまったら、回復するまで何もできなくなってしまい、結局はなにもいいことがありません。
何もしないのもよくありませんが、何でもやりぎすぎるというのもよくありません。
ちょうどよい加減がどこであるのかを見極めるのは難しいかもしれませんが、その加減を知るのも学びの一つです。
★孔子は「過ぎておることも、及ばぬことと同じく中庸を失ったものである。どちらが勝っておるともいえない」と言われました。
私たちも折角のりっぱな教えを、偏ってとらぬようにするには、常に学び実行することが大切で、そうするとだんだん正しい判断ができるようになります。
以上、井出元「論語にまなぶ人間の品位」、村岡満義「私と論語300選」より。。
参考:先進篇11.6 全文(現代語訳)
子貢が、
「子張と子夏はどちらが優れていますか?」
と尋ね、孔子は、
「子張にはやり過ぎる面があるし、子夏には物足りない面がある」
と答えられました。そこで子貢が、
「それでは子張の方が優れているのですか?」
と尋ねると、孔子は、
「過ぎたるは猶お及ばざるがごとし、つまり二人ともまだまだだな。」
と答えられました。
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