■かばう左足、出るか休むか…休場ゼロ新大関・正代に試練
(朝日新聞デジタル - 11月11日 21:40)
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大相撲十一月場所四日目、昨日まで3連勝だった貴景勝、正代の二大関のうち、貴景勝は阿武咲を左からの往なしから押し出しに退け連勝を4に伸ばした一方、新大関の正代が大栄翔に力無く突き出しで敗れ、4連勝は貴景勝と隠岐の海を寄り切りに仕留めた小結照ノ富士、高安を押し出しで制した北勝富士、玉鷲を押し出しで下した遠藤、徳勝龍を突き落としで倒した琴恵光、魁聖を掛け投げで崩した帰り入幕の千代の国、新入幕の天空海を突き落としで一蹴した志摩ノ海となりました。
さて、新大関の正代ですが、激しい攻防から突き落としで勝った昨日(三日目)の高安戦で土俵下に転落した際に左足を痛めたようで、その取組の直後は花道で「変な形で落ちてしまった」と左足を気にする素振りは見せたものの「今のところ、普通に歩けてるんで大丈夫」と語るほどでしたが、今日になって痛みが強くなったようで痛めた左足にはテーピングを施して大栄翔戦に臨んだとか。四股を踏む時から左足の動きに不自然さがあったようで、担当の正面審判長を務めた高田川親方(元関脇安芸乃島)に言わせれば「四股を踏む時やんわりと踏んでいた。力が入っていないように見えた」と違和感を指摘。相当に状態が良くないことを窺わせる一番だったようです。
明日以降、左足の状態がどうなるのか、病院での診察を受けるのかなど、今後の状況が気掛かりですが、肩の負傷で昨日から休場した朝乃山にしても、怪我に強い印象のあった人が思いもよらぬ負傷で、と言う感じになるようで、もし明日(五日目)から休場となれば「朝乃山に続き、正代、お前もか」と言うことになるでしょう。この日のラジオ解説の舞の海秀平(元小結)は「不思議で残念なのは、朝乃山の怪我も正代の怪我も、この動きは仕方がないなというような動きではない」と語り、三日目の正代について「土俵下に落ちたけどひねっているわけでもない。土俵下に落ちていくときに、力士は本能的にどうすれば怪我を回避できるか考えながら落ちていく。勢いよく土俵下に足をついてしまったのか」としていましたが、こうした局面への対処が上手くできなかったことを指摘していると解釈できますが、怪我と無縁だったことが"仇"になってしまっていると見ることはできるとは言え、そこまで直感的に考えることができる力士が何れ程いるのだろうかと、聞いていて疑問を持ちましたね。
大関と言えば、貴景勝も昇進してから両足など負傷が多くなり、一度は関脇に陥落したほどですが、東西の小結にすわる高安も照ノ富士も、更には昇進前三場所37勝8敗と言う好成績で昇進した栃ノ心も負傷が原因で大関から陥落しており、大関が"鬼門の番付"になってしまったのかと思ってしまうのですが……。
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