札幌市の感染者、全国で突出
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北海道で28日、新たに12人の新型コロナウイルスの感染者が報告され、道内で判明した居住者の感染者は、国内最多の64人となった。北海道で感染者が突出して多いのは、中国人に人気の冬の観光シーズンが感染の広がった時期と重なったためとみられる。
北海道内で感染が初めて確認されたのは1月28日。中国・武漢からの旅行者だった。2月14日に札幌市で道在住者の感染が初判明して以降、感染者は、函館、苫小牧、根室、旭川、中富良野、北見など広範囲に広がった。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて「緊急事態宣言」が発表された夜、札幌市内の繁華街ではマスク姿の人たちが多く見られた(28日午後)=原中直樹撮影
観光庁の2018年調査によると、中国人旅行者の道内での宿泊者数は1〜2月、延べ約60万人で、首位の東京都(約70万人)に肉薄する。今年1〜2月に開かれ、202万人が訪れた「さっぽろ雪まつり」では、スタッフ2人が感染したほか、道内外の複数の感染者が発症前に訪れた。
会場は屋外のため感染リスクは高くないはずだが、札幌医大の横田伸一教授(微生物学)は「ホテルやレストラン、観光施設で感染が広がった可能性は否定できない」と語る。寒さの厳しい北海道では、建物の気密性が高く、地下道が張り巡らされていることが感染リスクを高めたとの指摘もある。
政府の専門家会議のメンバーで東北大の押谷仁教授は「当初は中国人中心だったが、現在は日本人の間で『クラスター』と呼ばれる患者の集団発生が複数起きていると考えられる。感染拡大を食い止めるには疫学調査を徹底し、クラスターを封じ込めるしかない」と話している。
現在の北海道は「警戒ステージ3」です
ステージ
11月7日(土曜日)、北海道の警戒ステージが「3」に引き上げられました。
11月27日(金曜日)までの3週間を集中対策期間として、次のことを徹底してくださいますようお願いいたします。
体調の悪い時には、外出を控え、ご自宅で療養してください
飲酒を伴う場面など感染リスクの高い場面や高齢者、基礎疾患を有する方と接する場面では、マスクの着用など感染リスクを下げる行動を徹底してください
テレワークや時差出勤などの更なる活用をお願いします
接触確認アプリCOCOAや、道のコロナ通知システムの更なる活用をお願いします
「新北海道スタイル」に基づく感染防止対策が徹底されていない施設の利用を自粛してください
会食の際には、食べているとき以外はマスクを着用してください
大声で話すことは控えてください
長時間に及ぶ飲酒を伴う会合は避けてください
すすきの地区では、22時から翌日5時まで、酒類を提供する施設の利用を控えてください
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