■赤字32億円、希望退職100人募集=エイベックスの9月中間
(時事通信社 - 11月05日 21:01)
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音楽事業をはじめ、アニメ・映像事業、デジタル事業を展開する「エイベックス」の決算を見ていきます。
2020年3月期第3四半期連結累計期間の業績は、前年同期に対し大幅な減収減益となっています。
大幅な減収減益となった主な要因は、音楽事業において音楽ソフトの販売及びライヴの公演数が減少したこと等によるものです。エイベックスの主力事業はもちろん音楽事業で、全社売上の8割近くを占めています。
その音楽事業の売上高は前年同期比22.1%減の784億円、額にして222億円減少しています。ライヴの公演数は前年同期比で133公演減少し、音楽パッケージの売上は前年同期比で半減。
音楽パッケージにおいては、特に音楽DVD/Blu-rayは数字が一桁違います。前年の安室奈美恵さん引退効果の反動減が響きました。
アニメ・映像事業は映像関連イベント及びパッケージ作品の売上の増加等により増収増益を達成しましたが、音楽事業をカバーするほどの規模までには至っていません。
転換期を迎えているエイベックスですが、新規事業も積極的に展開しています。
業績予想を下方修正
足元の業績を踏まえ、通期の業績予想を下方修正しました。
営業利益:72億円 → 40億円(前期比△43.6%)
当期純利益:28億円 → 10億円(前期比△57.5%)
音楽事業の売上高減少により、営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益が減少する見込みとなり、前期比増益予想から一転、減益予想となりました。
なお、「一部タレントに関わる損失等は現在精査中であるため織り込んでいない」とのことですが、一部タレントとは麻薬取締法違反罪で逮捕された沢尻エリカ被告を指しているのでしょう。損失が確定すれば、最終利益はさらに落ち込む可能性があると思われます。
また1月15日、エイベックス所属のアーティスト「AAA(トリプル・エー)」が 2020年12月31日をもって活動を休止すると発表。AAAは2005年にデビューしましたが、当初は8人だったメンバーが現在は5人に。リーダーが暴行容疑で逮捕されるなどのトラブルもあり、リーダーの蒲田直也さんは2019年12月31日付でグループを脱退しています。
音楽パッケージにおいては、1月22日に発売されたジャニーズ事務所のアイドルグループ、Snow Man(スノーマン)のデビュー曲「D.D.」が貢献すると思われます。
なお、同じくジャニーズ事務所のSixTONES(ストーンズ)はソニー・ミュージックレーベルズからのデビューですが、Snow ManのCDにはSixTONESのデビュー曲「Imitation Rain」も収録されています。逆も然り。そのため発売3日でミリオン達成しましたが、これは合算の数字です。
ライヴに関しては今後、新型コロナウイルスの感染拡大によっては中止となる可能性も。しばらく厳しい状況が続くと思われます。
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