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2020年10月18日11:49

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バガヴァッド・ギーター第2章56 


★ギーター/2-56

(長谷川訳)・・・苦難に意気消沈せず、好事を追い求めない人。そして、愛欲、恐れと怒りを捨てた人は、揺るぎなき叡智を備えた聖者と言われる。
(田中訳)・・・・三重の逆境に処して心を乱さず、順境にあっても決して心おごらず、執着と恐れと碇を捨てた人は、完全な智識(プラジニヤー)を得たのである
。

(長谷川解説)
不安定な心の状態を超越して、不動の叡智の状態に到達するために、人は喜びと悲しみを平等に受け入れることを習う必要がある。我々は一生懸命努力して何かの仕事を為し、それが成功すれば有頂天になり、同様にして、失敗に終われば意気消沈してしまう。このような性情が、人を弱くする。強い人間は、人生のあらゆる事態においても、動揺せず、常に自分の義務を果たしていく。ギーターのこの詩句は、愛憎を超越して、自分の内部に在る、静寂と喜びを獲得するよう励ましている。その境地を行く人の叡智は、揺るぎないものとなる。




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