★ギーター/2-38
(長谷川訳)・・・喜びと悲しみにおいても、利益と損失においても、勝利と敗北においても。平等な態度で、お前は戦争に備えよ。そうすればお前は罪を犯すことはない。
(田中訳)・・・・幸と不幸、損か得か、また勝敗のことなど一切考えずに、ただ義務なるが故に戦うならば、君は決して罪を負うことはない。
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(長谷川解説)
人間の一生は闘争に満ちている。彼は幾度となく人生の闘いから逃れようとする。何故なら、もしかして、この闘いにおいて喜びの替わりに悲しみを、利益の替わりに損失を、勝利の替わりに敗北を味わうのではないかという恐れを持つからである。
優れた人は、喜びと哀しみ、得と損、そして勝利と敗北の危惧もなく、義務感によって絶えず戦っている。人間の利己心、狭量と恐れを生むことが罪なのである。人生において闘争は避けられない。しかし、この闘争において罪をきたしてはならない。他人の利益のために絶えず闘っている人は、罪のない人生を送る。
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