■麻生氏「経済回復へ連携」=財務相がテレビ会議―G7
(時事通信社 - 08月18日 01:01)
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何年か前に安倍総理が衆議院を解散させるにあたり、「国難突破解散」と述べたので、「国難」ということばががぜん注目されるようになった。
そこでは、この「国難」という語について述べておこうと思います。
なぜか「国難」ということばを聞くと、真っ先に「元寇(げんこう)」を思い浮かべる。「元寇」とは鎌倉時代にあったモンゴル(元)の日本来攻のことであるが、最近では「モンゴル襲来」とか「文永・弘安の役」とかいうことの方が多いようです。
ただ、「国難」という語が頻繁に使われたのは、明らかに明治になってからである。それは、慶応3年(1867年)12月9日に発せられた「王政復古の大号令」に、「抑(そもそも)癸丑(みずのとうし)以来、未曾有(みぞう)之国難」とあることによるのかもしれない。
以後、第1次世界大戦後の経済不況と革命運動の登場を「経済国難」「思想国難」と呼んだり、神社で「国難打開」を祈願したりするなど、さまざまな場面で「国難」という語が使われるようになる。
「国難」は辞書的に説明すれば、国の災難、危機という意味で、このことばそのものには何の色もついていない。だが、このことばがかつてファシズムが台頭する中で盛んに使われたということは、もちろん国語辞典には記載できないことではあるが、忘れてはならないと思うのである。
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