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2020年07月16日22:40

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「コロナ禍の世の中」であることを忘れさせるような快挙だろう。

藤井七段、最年少タイトル獲得
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6160364
将棋の藤井聡太七段(17歳)が渡辺明棋聖(36歳)に挑戦するタイトル戦「第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)の第4局が大阪市福島区の関西将棋会館で行われ、後手の藤井聡太七段が110手で渡辺明棋聖を下して3勝1敗として初タイトルとなる棋聖位を獲得した、ですか。17歳10カ月と20日という史上最年少の年齢でタイトル戦に臨んだ藤井聡太七段は、渡辺明棋聖の得意戦法という矢倉戦となった展開で第1局と第2局を制し、王手をかけた第3局では敗れたものの、今日の第4局は矢倉戦となったものの藤井聡太七段のペースで進み、110手で渡辺明棋聖が投了、17歳11カ月での初戴冠達成となったということですが、何をして来るか予測値がつかないような手を打って勝利を収めるこの高校生棋士の強さを改めて感じさせる初タイトルとなりましたね。
プロ入りが最年少で史上最多の29連勝、記録全4部門独占での最年少「四冠王」、最年少タイトル挑戦、そして3年連続の勝率8割超え(今年度は今日で16勝2敗、勝率.889)…と、数々の記録を塗り替えてきた藤井聡太新棋聖ですが、その強さについて、棋聖戦を主催する産経新聞はその強さを「AI(人工知能)さえ候補手に挙げない“AI超え”の指し手」とし、こんな解説
https://www.sankei.com/smp/life/news/200716/lif2007160053-s1.html
をしています。
曰く、第2局で守備駒である金をあえて前線に繰り出してペースを握り、逆に攻撃に使う銀を受けに使うと言うAIが候補にも挙げなかった手を用いて「最善手」の評価を引き出し、平成30年度の「升田幸三賞」(新戦法や妙手を編み出した棋士に与えられる)受賞に結びつけたとしています。そして、その根底として細かい読みを省かない「楽をしない将棋」、そして勝ち筋を延々と研究する探究心があるとしています。
そうした戦法や技法を駆使し、形勢不利の展開をにべもなくものにするその強さは、先日の木村一基王位(47歳)に挑戦している第61期王位戦七番勝負の第2局でも見られましたが、忘れ物が多いと言うどこか"ヌケた"一面もあると言われるこの超弩級の天才の戦いは、COVID-19とやらに世間が翻弄され(今日の東京都の新規感染者数は発表データで286人と1日当たりの数として最多。また、24日(金)開始予定の政府の観光支援策「Go To トラベル」事業が東京発着の旅行を対象外にする考えが明らかになる)、世の中がどこか暗い雰囲気が漂う中、その淀んだ空気を吹っ飛ばす勢いを感じます。
王位戦に続き、豊島将之竜王(30歳)=名人=への挑戦権を懸ける第33期竜王戦決勝トーナメントにも駒を進めている藤井聡太新棋聖の「最年少三冠」は成るのか、期待して見ていたいと思います。
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