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2020年06月04日00:04

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日銀による国民への現金給付

三橋TVで「日銀による国民への現金給付」
について議論していますが、
「国民一人一人が「日銀預金」の口座を持つ」
という環境が実現しているならば、
現金給付は簡単です。
日本銀行が自らの負債となる「日銀預金」を、
国民の通帳に書き込むだけです。

この場合、日本銀行は
「一切の債権(資産)の差し入れ無しで、
 債務(負債)となる日銀預金貨幣を発行する」
形になるため、あっという間に
債務超過になるでしょう。

つまりは、今の日本政府の
「一方的に債務超過(純負債)を膨らます」
役割を、日本銀行が担うことになります。
同時に、
「国民が日銀をいかにコントロールするのか?」
という問題が生じるため、
財政主権上の懸念点も生じます。

もっとも、この種の議論を繰り返し、
積み重ねることで、国民に「貨幣」
「誰かの純資産は、誰かの純負債」「財政主権」
といった国家の基本が広がっていけば
いいと思います。

何しろ、上記の番組に登場している三名は、
確実に「貨幣は債務と債権の記録」
「純資産=純負債」を理解しているわけです。
だからこそ、上っ面ではなく、会計上の動きや
「主権」に絡んだ本質の議論もできる。

逆に、この種の基本を全く理解せずに、
「国の借金で破綻する〜っ!」 
と、ナイーブ(幼稚)な議論を数十年も繰り返し、
日本を亡国に追い込んだ(あえて過去形に)
財政破綻論者たちは、今回の国債増発を
受けてさえ、相変わらず、
「財政悪化で将来世代への負担が〜」
とやっています。

正直、三橋TV243回の議論と比べると、
彼らがやっている議論には、
「大人と幼児」レベルの開きがあるでしょう。

というわけで、
幼児たちが巣くう財政制度等審議会。

『政府の財政悪化、急加速
 将来の負担に懸念—新型コロナ対策
 政府の新型コロナウイルス対策に伴う歳出の
 膨張により、財政悪化が急激に進んでいる。
 2020年度の歳出と国債発行額は
 過去最大を大きく更新。
 1日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)
 の分科会では、将来世代への負担先送りが
 加速することへの懸念の声が相次いだ。
 分科会は、一連のコロナ対策での巨額の
 支出に対し、「緊急的なものでやむを得ない」
 との認識を共有。
 その上で、コロナ収束後のいっそうの
 財政再建の必要性を強調した。
 第1次・2次の補正予算策定で、
 20年度の一般会計歳出は当初予算と合わせ
 160.3兆円に拡大。
 過去最大だった19年度(104.7兆円)の
 1.5倍に上る。
 補正の財源は全て国債発行で賄い、
 今年度の国債発行額は90.2兆円となる。
 一方、コロナ禍の企業業績悪化などで
 税収の下方修正は避けられず、
 さらなる財政指標の悪化は必至だ。
  政府は国・地方の基礎的財政収支
 (プライマリーバランス=PB)を
 25年度に黒字化する財政健全化目標を
 掲げるが、国のPB赤字額は20年度
 当初予算段階の9.2兆円から66.1兆円に
 一気に跳ね上がった。
 分科会の増田寛也会長代理は1日の記者会見で
 「現時点で、目標達成はなかなか大変だ」
 と語った。 』

はい、「将来世代への負担先送り」って、
なあに?
将来世代が、今、日本政府が増やした国債を
償還するということ? 

国債は基本的に借り換えですが、そもそも
現在は47%を日本銀行が保有しているため、
そもそも償還や利払いの必要すらないという
「現実」は、
「絶対に見ない! 言わない! 聞かない!」
というわけでございます。

だいたい、将来の負担云々言うけど、
「お前たちは、過去の日本政府の
 国債増発の負担を背負っているのかよ!」
と、心の底から突っ込みたい。


日本政府の長期債務残高
(要するに政府貨幣発行残高)は、
1970年と比較すると150倍以上に
増えていますが、国債金利もインフレ率も
上がっていない。それどころか、
財政制度等審議会に出てくるような連中は、
「過去の日本政府の国債発行により、
 経済が成長し、所得が増える形で
 恩恵を受けた」
のでございますよ。

そして、わたくしの下の世代は、
「ありもしない財政破綻論のせいで
 政府の債務(国債)が十分に増えず、
 結果的に貧困化し、結婚もできず、
 子供を作れず、世代ごと消滅する」
という形で「負担」を押し付けられたので
ございます。

財政制度等審議会で幼稚な財政破綻論を主張
する連中が、いかに罪深いか分かるでしょう。
財務官僚や緊縮派の政治家を含む、
「彼ら」財政破綻論者ほど、
日本国民を殺した連中はいません。
何しろ、財政破綻論に基づく緊縮財政により、
自殺激増はもちろん、生まれるはずだった
命までもが奪われ続けたのです。

リーマンショック期の二倍以上の
新規国債発行(PB赤字拡大)になった
にも関わらず、金利も上がらず、
インフレにもならない。つまりは、
「何も問題がない」という現実を見てなお、
これまでのように「将来の負担が〜」
とやってくる。

いや、財政制度審議会に巣くう国民殺したちは、
現実を見ているからこそ、
これまでの自分たちの「嘘」というか「罪」が
露見するのを恐れ、「将来の負担が〜」と
やっているのでしょう。

この種の財政破綻論者を撲滅しなければ、
我々に繁栄の未来はありません。
皆様、お一人お一人ができることをやって下さい。

ちなみに、
「私にできることは何なのでしょう?」
との質問をよく受けるのですが、
分かりません。
何しろ、適切なソリューション(解決策)は、
環境、時期、関係によって変わるのです。

「ぴこ〜んっ! 閃いた!」
と、リーサル・ウェポンが登場することは
ないのですよ、残念ながら。

それでも、各人が試行錯誤しつつ、
何度も失敗しつつ、挫折を味わいつつ、
声を出し、状況を変えるべく
足掻き続けるしかありません。

そして、一つだけ確かなのは、我々が諦めた
とき、全てが終わるという現実です。
今後も日本の緊縮財政は続き、コロナ禍が
収まれば、途端にコロナ増税、
消費増税でしょう。

許してはなりません。
そして、一人一人の「ちっぽけな行動」が
合成されたとき、歴史が動くのです。
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