本書は1897年にアメリカで出版され、その後数年で150万部を突破、それ以降、世界20カ国以上で400万部を売り上げた、実に100年越えのロング・ベストセラーです。
かの自動車王ヘンリー・フォードは晩年、「自分の成功はこの本のおかげである」と言われ、この本を何千冊もお話を聞きにきた方々に差し上げていたといわれます。エジソンもフォードから本を貰った1人であり、彼の有名な名言である 「成功は1%の霊感と99%の努力に費やした汗」の「霊感」とはこの本のことだそうです。
表記書の原文は「Intune with the Infinite」で直訳しますと「無限なるものと調子を合わせる」となりますが、翻訳書に吉田利子「人生の扉をひらく万能の鍵」と谷口雅春「幸福はあなたの心に」があり、2014年より私はこの両書を座右の書として繰り返し読んでおり、今28回目です。
現在91歳の小生、これからの余生をできれば100回読んで、この心の奥深くにトラインの言葉を刻み付けたいと願っています。
トラインの内容の一部を吉田利子「人生の扉をひらく『万能の鍵』」(サンマーク出版)の第一章の冒頭の転載で紹介します。
宇宙中心にある偉大な事実――それは、すべての背後には、「無限の生命と力のスピリット」が働いていてすべてを動かし、すべてを通じて、すべての中に現れている、ということである。すべては、この自立した生命の原則から生じた。 すべてが生じたばかりではなく、いまも生じ続けている。個々の生命が存在するなら、個々の生命のもとなる限りない生命の源が存在しているはずだ。 愛という資質、愛という力が存在するなら、そのもととなる限りない愛の源が存在しているはずだし、知恵が存在するなら、そのもととなるあらゆる知恵の源が存在しているはずである。同じことは平和についてもいえるし、パワーにもいえるし、それにわたしたちが物質と呼ぶものにもいえることである。
そうだとすれば、すべての背後にある「無限の生命と力のスピリット」はすべての源なのである。この無限のパワーが不変の法則を通じて創造し、作用し、支配している。そして、その力がわたしたちを取り巻く宇宙全体に貫かれているのだ。日常生活のあらゆる行動も、その偉大な法則と力が律している。道端に咲く花々は偉大な不変の法則に従って芽生え、育ち、咲き、枯れていく。天と地のあいだを舞う雪のひとひらひとひらも、偉大な法則に従って形づくられ、舞い落ち、消えていく・・・・・・・・。
ある意味では、壮大な宇宙にあるのはその法則だけだともいえる。 それが真理なら、その法則の背後に何らかの力があってさまざまな法則を生み出しているはずだし、その力はさまざまな法則よりもさらに偉大なもののはずだ。すべての背後にあるその「無限の生命と力のスピリット」を、わたしたちは神と呼ぶ。呼び方は何でもかまわない。「優しい光」でも「恩寵」でも「偏在」でも、わかりやすい言葉なら何でもいい。
すべては神から生まれ、神のなかにあり、神でないものは何もない。したがって、わたしたいは、神のなかで生命を得て、動き、存在しているわけで、神は私たちの生命であり、人生そのものなのだ。
わたしたちは神から生命を授けられたのだし、いまも授けられ続けている。私たちは神の生命の一部なのだ。私たちは神とは違うが、それは私たちが個々のスピリットであるのに対し神はわたしたちすべても、わたしたち以外のすべても包み込む「無限のスピリット」であるからで、本質的には神の生命と人間の生命は同じひとつのものなのである。本質的な違いがあるわけではなく、それは程度の違いにすぎない。
・・・・・・・・以上。
さらに吉田利子「人生の扉をひらく『万能の鍵』」より。。
そして、自分がどれだけ神(「無限の生命と力のスピリット」)と一体感を強めるか、毎日少しの時間を神とともに静かに過ごし、「無限の源」――私たちの源であり生命――とのつながりを保つことは、必ず比類なく貴重な恵みが訪れる。
そして次のように祈るという方法は参考になるかもしれない。
・・・無限の生命と愛と智恵とパワーのスピリットよ、わたしはあなたのうちに暮らし、行動し、生きます。どうぞわたしを助け、わたしを通じてあんたをお現わしください。
わたしが最高の智恵と洞察と愛とパワーに向かって自分を開くよう助けてください。そしてあなたと人々、生きとし生けるものすべてに、誠実に仕えることができますように。また聖なる指針と守りが与えられ、必要なものがすべて恵まれますように。・・・
「無限の生命と愛と智恵とパワーのスピリット」のなかにいるわたしは強い。わたしには聖なる導きと守りがある。わたしの中に働いているのは「父なる神」であり、「父なる神」とともに働いているから。
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