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2019年06月23日12:38

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One Child Nation

今日、ドキュメンタリー映画祭、AFIDOCSで中国の一人っ子政策を取り扱ったOne Chile Nationを観てきたんだけど、す ご いげっそり

いやさぁ〜、アタシ、知ってる方だと思ってたのよ、中国の一人っ子政策。ニューヨークにいる時、中国でリサーチしてたアメリカ人が、工場で、工員の生理のカレンダーがあって、少しでも遅れると工場長に責められる、とか強制中絶の後の血まみれの手術台の写真とかがNY Timesに載ってて。おお、凄い!って思ったんだけど。その後、その記事を書いたSteven MosherというStanfordのPhDの学生が中国からのプレッシャーでStanfordを追い出されて、とかは覚えてたの。アカデミックフリーダムに関する重要な侵害、ということで80年代のアメリカでは問題になったから。

でもさ、そのNY Timesの記事とか写真、いろいろ探しても全然みつからないのよね。アタシの瞼の裏に焼き付いてる写真なのに。

それはさておき。そんなことよりもっと酷いことが行われてた中国。二人目の子供を産んだら、村の偉いさんがやってきて家を壊されたり、子供を没収されたり。家族計画の人がやって来て、8ヶ月や9か月の妊婦に中絶させる。で、効率的に中絶や不妊手術をした家族計画の役人は表彰される。

そして、映画の中の子供を捨てた人たちは「どんなチョイスがあったというの?」と言う。いや〜、この映画の凄いところは子供を無理やり捨てなきゃいけなかった親の苦悩や悲しみの深さを飾ることなくっ見せてくれるのよね。



そして、最後にゾーッとさせるのが2016年に一人子政策が終わったら、今までと同じ様なダンスや京劇、セリフだけを変えて「二人の子供はなんて素晴らしいんでしょう、子供に兄弟ができるし、歳取ったら、二人で面倒みてくれる」というプロパガンダが上演されるの・・・ でも、演じてる人も、音楽も「一人っ子はなんて素晴らしい、政府はいつも正しい」ってやってた時と同じ・・・・げっそり

しっかし、中国は普通の国じゃないわね。クルッテルワよ。あれを「普通の国」として取り扱うのが現代世界の問題じゃないかしら?って思った。
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