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2019年05月06日12:06

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「真理の吟唱」・・・内在の生命力を振起する祈り



われわれが祈るとき、または真理のコトバを念ずるとき、または聖典を読誦するときには、宇宙に満ちている創造の根元力に呼びかけて、その創造力を善なる方向に駆使しつつあることになっているのである。祈ることも、念ずることも、読誦することも、いずれもコトバの力を使いつつあるのである。「ヨハネ伝」第1章には, 「太初(はじめ)にコトバあり、コトバは神とともにあり、コトバは神なりき。・・・・・・・・万(よろず)のもの是によりて成り、・・・・・・・」と書かれていて、コトバというものに創造力があることが示されているのである。そのコトバの力を、明るい方向に、積極的な方向に、建設的な方向に駆使すれば、自己の内に宿る宇宙的な力が開発されて、われわれは一層健康になるし、幸福になるし、一層幸運が訪れて来、事業や商売は繁栄することになるのである。

「自己の内に宿る宇宙的力」とは「内在の神」の力のことである。われわれ自身に宿る宇宙的な力は、この大いなる太陽を銀河系の中で織女星(しょくじょせい)の方向に向かって走らせている力と同じ力であり、また太陽の周囲を旋回公転する遊星を動かしていると同じ力であり、牡丹の樹に牡丹の花を咲かせ、藤の木に藤の花を咲かせ、リンゴの樹にリンゴの果を実らせ、梨の樹に梨の果を実らせる神秘な力と同じ力なのである。

その不思議な偉大なる力がわれわれには宿っているのである。しかしその偉大なる力を有効な方向に使わないときには、自動車のエンジンをかけたまま停車している時に、エネルギーは積極的な仕事をせず不快な噪音をたてながら車体を振動させているのと同じように、せっかく、われわれに宿っている内在の神の力も何ら積極的に建設的なはたらきをしないで、エネルギーは内攻して自分自身の肉体を単に疲労させることになるだけなのである。

それゆえに私は、自己の内に宿る神の力を常に積極的に建設的に使用せんことを念願するのである。積極的に建設的に「内在の力」を使用するには、コトバに暗黒的、消極的な悲観的なことを言わず、心に不平や小言や呟きや暗い事を思わないことが必要であるのである。よき言葉の力は聖典に書かれてあるから、それを読むことによって、自己に「内在する神の力」をよき方向に呼び出して使うことができるのである。

すべてコトバで唱えることおよび心で思うことは一種の「祈り」であり、そのコトバおよび思いの方向に、「内在の力」を動かして創造の方向を決定することになるのである。私はいまこの真理を知ったのであるから今より後決して暗い言葉、呪う言葉、悲しい言葉、不平の言葉などを唱えず思わず、ただ悦びと感謝と将来の明るい希望の言葉とのみを心に思い、コトバで唱えるのである。・・・・・谷口雅春「真理の吟唱」より。


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