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2019年04月21日14:41

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ギーター第2章【ギーター全体の要約】1


バガヴァッド・ギーター第2章を11節より田中嫺玉訳「神の詩バガヴァッド・ギーター」、岡太直訳「科学で解くバガヴァッド・ギーター」、上村勝彦「バガヴァッド・ギーター」並べてみました。

第2章【ギーター全体の要約】
�機ゥ汽鵐献礇筝世ΑN�れみと悲しみに胸ふさがれて、はらはらと涙流すアルジュナを見て、マドゥ鬼を滅した御方(マドスーダナ)クリシュナは次のように語られた――

2.至上者(バガヴァーン)クリシュナ語る。「アルジュナよ。世迷言を言うな! およそ生命進化の意義を知る者の言葉ではない。そんなことではより高い星界にも行けず、汚名をきて下に堕ちるばかりだ。

3.プリターの息子よ。女々しいことを考えるな。それは君にまったく不似合いだ。敵をこらしめ罰する者よ。卑小な心を捨てて、さあ立ち上がれ!」

4.アルジュナ言う。「クリシュナ(マドスーダナ)よ。ビーシュマやドローナにどうして私が矢を向けられましょうか。私はむしろあの方々を礼拝したいのです。おお滅敵者(アリスーダナ)クリシュナよ!

5.師と仰ぐ立派な方々を殺すくらいなら、私は乞食になって暮らすほうがよい。たとえ欲深でも目上の人を殺せば、戦利の物は血でのろわれましょう。

6.ああ私はどうすればよいのか。敵に勝つべきか、また負けるべきか。彼らが死ねば、私も生き甲斐がなくなる。そのような敵と退陣するとは―

7.心の弱さゆえに平静を失い、義に叶う道はいずれか迷いはてました。願わくは最善の方法を教えたま
え。私はあなたの弟子、絶対に服従します。

8.たとえ地上に無敵の王国を持っても、天国で神々の上に主権を揮(ふる)っても、心も枯れ朽ちるこの悲しみを追い払うことはできません」と黙りこんでしまいました。

9.サンジャヤ言う。“敵を滅す者”と称されるアルジュナは、このようにクリシュナに話し、「ゴーヴィンダ(クリシュナ)よ、私は戦いません」と黙りこんでしまいました。
10.バラタ王の御子孫である王様よ。この時クリシュナは、にっこり笑い、両軍の間で悲しみに沈むアルジュナに向かって語りました――
以上、田中訳です。

11.
★至上者(バガヴァーン)クリシュナの言葉。「君は博識なことを話すが、悲しむ値打ちのないことを嘆いている。真理を学んだ賢い人は、聖者のためにも死者のためにも悲しまない。(田中)
★クリシュナ神が(アルジュナに)告げられました。汝は嘆くべきでない者について嘆いている。しかも分別臭く語る。賢者は死者についても生者についても嘆かぬ者なのだ。(岡本)
★あなたは嘆くべきでない人について嘆く。賢者は死者についても生者についても嘆かぬものだ。(上村)

12.
★わたしも君も、ここにいる全ての人々も、かって存在しなかったことはなく.将来存在しなくなることもない。始めなく終わりなく永遠に存在しているのだ。(田中)
★我は決して存在しなかったことはない。汝もここにいる王たちも、存在しかったことはない。また我々はすべてこれから先、存在しなくなることもない。(岡本)
★私は決して存在しなかったことはない。あんたも、ここにいる王たちも・・・。また我々はすべて、これから先、存在しなくなることもない。(上村)

13.
★肉体をまとった魂は、幼年、青年を過ごして老年に達し、捨身して直ぐ他の体に移るが自性を知る魂はこの変化を平然と見る。(田中)
★肉体に宿った意識は、この肉体中において少年期、青年期、老年期を経たの地に、再び他の肉体に移る。賢者はここにおいて迷うことはないのだ。(岡本)
★主体(個我)はこの身体において、少年期、青年期、老年期を経る。そしてまた、他の
身体を得る。賢者はここにおいて迷うことはない。(上村)

14.
★クンティーの息子よ。寒暑、苦楽は夏冬(きせつ)のめぐる如く去来するが、全て感覚の一時的作用にすぎない。アルジュナよ、それに乱されず耐えることを学べ。(田中)
★しかし、感覚器官と対象物との接触は寒暑、苦楽をもたらし、来りては去り無常である。そろえに耐えよ。アルジュナよ。(岡本)
★しかし、クンティーの子よ、物質との接触は寒暑、苦楽をもたらし、来りては去り、無常である。それに耐えよ、アルジュナ。(上村)

15.
★アルジュナ、人類の中で最も優れた男よ。幸福と不幸に心を乱さず、常に泰然として動かぬものこそ、大いなる自由を得るにふさわしい。(田中)
★それらの接触に苦しめられない者と苦楽を平等(同一)のものと見る賢者とは、不死となることができるのだ。(岡本)
★これらの接触に苦しめられない人、苦楽を平等(同一)のものと、見る賢者は不死となることができる。(上村)

16.
★物質と霊の本性を学んで、真理を徹見した人々は、非実在は一時的に現象(あらわれ)でも持続せず、実在は永遠に存在することを知る。(田中)
★アサト(非実在・身体)は決して存在することはない。サト(真実在・個我)は決して存在しなくなることはない。(岡本)
★非有(身体)には存在はない。実有(個我)には非存在はない。真理を見る人々は、この両者の分かれ目を見る。(上村)

17.
★一切、万有にあまねく充満しているものは、決して傷つかず、壊されもしない。たとえ如何なる人でも、方法でも不滅の魂を破壊することはできない。(田中)
★この世界を遍く満たすものは不滅であると知れ。この不滅なるものを滅ぼすことは誰にもできないのだ。(岡本)
★この全世界を遍く満たすものを不滅であると知れ。この不滅のものを滅ぼすことは誰もできない。(上村)

18.
★全ての生物は永遠不滅であり、その実相は人智によっては測り難い。破壊され得るのは物質体(にくたい)だけである。故にアルジュナよ、勇ましく戦え!(田中)
★これらの肉体は滅するものであると言われており、この肉体の中に不滅にして限定し得ぬ主体(個我)が宿っているのだ。それ故に、戦え。アルジュナよ。(岡本)
★常住で滅びることなく、計り難い主体(個我)に属する身体は、有限であると言われている。それ故、戦え、アルジュナ。(上村)

19.
★生物が他を殺す。また殺されると思うのは、彼らが生者の実相を知らないからだ。知識ある者は自己の本体が、殺しも殺されもしないことを知っている。(田中)
★真我が殺すものと思っていたり、また、真我が殺されるものと思っている人物は、どちらもよく理解していない。真我は殺さず、殺されもしないのだ。(岡本)
★彼が殺すと思う者、また彼が殺されると思う者、その両者はよく理解していない。彼は殺さず、殺されもしない。(上村)

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