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2018年04月09日12:37

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米金利上昇で企業のM&Aが活発

世界のM&A最高、1〜3月118兆円 緩和縮小見据え
2018/4/9 9:53日本経済新聞 電子版

 【ロンドン=篠崎健太】世界で企業のM&A(合併・買収)が活発だ。1〜3月に表明された案件の総額は1兆1167億ドル(約118兆円)と前年同期より47%増え、この期間として過去最高になった。医療やメディアなどの分野で、技術や市場を買う巨額案件が目立つ。欧米の中央銀行が利上げや金融緩和の縮小に向かうなか、資金調達コストが上がる前に緩和マネーを活用する動きが続いている。

 金融調査会社ディールロジックがM&A案件を公表日ベースで集計した。1〜3月期の総額は、米金融危機前の2007年1〜3月(1兆840億ドル)を上回った。同社のデータでさかのぼれる95年以降でみると、年初から最速のペースで積み上がっている。

 地域別にみると米欧で伸びが目立つ。米国企業を対象とするM&Aは4727億ドルと、前年同期より7割増えた。欧州企業への案件も3392億ドルと6割増えた。日本を含むアジア企業へのM&Aは3割増だった。

 1〜3月に金額が最大だったのが、米医療保険大手シグナによる米薬剤給付管理大手エクスプレス・スクリプツの買収だ。負債の引き受けを含め総額670億ドルにのぼる。3月末には米小売り最大手ウォルマートによる米医療保険大手の買収交渉が報じられた。米ヘルスケア業界ではアマゾン・ドット・コムの参入に備えようとM&Aでの再編が加速している。

 足元では1件あたりの規模が大型になっている。M&Aの件数は1〜3月に8644件と前年同期比16%減っており、1兆円を超すような巨額案件が総額を押し上げた。顧客基盤の獲得や事業の集約をめざす戦略的なM&Aが、メディアや医薬品業界などで旺盛だ。

 米CATV大手のコムキャストは2月、英衛星放送大手スカイの買収に名乗りをあげた。先に交渉をまとめた米メディア大手21世紀フォックスに対抗し、約3兆3千億円を提示。英製薬大手グラクソ・スミスクラインは一般用医薬品(大衆薬)の強化へ3月、欧州同業最大手のノバルティス(スイス)から大衆薬の合弁事業を1兆4千億円弱で買収すると発表した。

 M&Aが活発な背景には、低金利環境が転機を迎えつつある中での駆け込み的な側面もある。米銀最大手JPモルガン・チェースは3月、米連邦準備理事会(FRB)の利上げを反映し、プライムレート(最優遇貸出金利)を0.25%引き上げて年4.75%とした。大企業向け融資の指標となる同金利は16年末から段階的に計1%上がった。

 英イングランド銀行も17年後半以降、金融引き締め方向にカジを切った。欧州中央銀行(ECB)は金融緩和の縮小に動いている。緩和マネーはなお潤沢だが、市中金利の上昇圧力が強まればM&Aに中長期でブレーキがかかるとの見方がある。企業買収では株式交換で自社の株式が「通貨」のように使われることが多く、株価の逆回転が続けば重荷となる。

 米法律事務所ベーカー&マッケンジーのM&A担当パートナー、ティム・ジー氏(ロンドン在勤)は「保護主義的な政策や金利上昇、株安がM&A活動を抑える可能性がある」と指摘。事業基盤の強化に向けた企業の買収戦略への意欲は根強いものの、金融面からの支援要因が今後薄れると予想している。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29140630Z00C18A4MM0000/
>M&Aが活発な背景には、低金利環境が転機を迎えつつある中での駆け込み的な側面もある。

日本企業も資金調達が難しくなる前にM&Aを進めた方が良いかもです。
ちょうど今は円高です♫

支那からの投資をやめて、欧米やASEAN諸国に投資する良い機会かもw
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