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2018年03月29日11:45

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「ラルフ・ウォルドー・トライン」の書を座右の書として



表記著者の本の原文は「Intune with the Infinite」で直訳しますと「無限なるものとともにある生き方」と訳せるでしょうが、翻訳書に吉田利子「人生の扉をひらく万能の鍵」と谷口雅春「幸福はあなたの心に」があります。

私はこの2書を座右の書として繰り返し読んでおり、今15回目です。4月に90歳になる小生、いつまで生きられるかわかりませんが、できれば100回読んで、自分の心にラルフ・ウォルドー・トラインの言葉を刻み付けたいと願っています。

世界一の企業家と言われる自動車王のヘンリー・フォードは晩年「私の成功はこの本のおかげである」と語っており、この本を何千冊もお話を聞きにきた方々に差し上げていたといわれます。
エジソンもフォードから本を貰った1人であり、彼の有名な名言である
「成功は1%の霊感と99%の努力に費やした汗」の「霊感」とはこの本のことだそうです。

吉田利子「人生の扉をひらく万能の鍵」より、トラインの言葉の一部を紹介します。

★楽観主義者は正しい。悲観主義者正しい。どちらも正しいのです。
それぞれの観点からはどちらも正しく、この観点がそれぞれの人生を決定づけます。

★人間生活のすべては「原因」と「結果」の法則で成り立っている。
偶然というものはこの世に存在しない。

★不満不平を言うために一刻たりとも時間を割いてはならない。
そんな暇があるなら自分の理想を追い求め、それを実現するためにその時間を活用するべきだ。

★あなたの持てる最善のものを世界に与えよ。さらば、最善なるものがあなたに還ってくるであろう

★多くの人が自分の可能性よりずっと低い次元で生きている。それは、常に自分らしさを他人に手渡しているからだ。世界に対して力を発揮したかったら、自分自身でいなさい。

★あなたの持てる最善のものを世界に与えよ。さらば、最善なるものが、あなたに還ってくるであろう。


以下、吉田利子「人生の扉をひらく万能の鍵」の「訳者あとがき」を抜粋紹介します。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・
本書の著者トラインは、人間と神とはひとつであり、したがって、すべての人間はひとつであるという。トラインは「無限の生命のスピリット」のことを神という言葉を使っているが、トライン自身、この神は特定の宗教の神ではない、と断っている。

すべての根源である宇宙、「無限のスピリット」、それを神と呼ぶ、と。わたしたちも自然との一体感を味わって、自然の流れに身をまかせるとき、自然を動かしている何かを感じ、「見えないエネルギー」のようなものを得る。

宇宙の営みと人間の営み、生命を律している目には見えない仕組みとは何なのかと考えて得た智恵はいま生きるわたしたちにも充分にあてはまる。だからこそ、一世紀以上も前に書かれたトラインの書が、いまも私たちの胸にずしんと響いてくる。

この本には生きる智恵が、人生とは何か、そこから尽きることのない安らぎと幸せをくみ取るにはにはどんな生き方をすればいいか、という洞察が詰まっている。トラインは「無限の生命のスピリット」と自分が一体であることを悟り、その思いを生きなさいという。外界のノイズに煩わされず、「無限の生命のスピリット」の一部である心を深く見つめれば、答えは見つかる、自分の魂の声に耳を傾けなさいという。こんなふうに言葉にするのは簡単だが、実践は難しい。

私事で恐縮だが、訳者にも、ああ、あの感じだろうなと思いだすことがある。自分で招いたことながら、自分がどうあがいても解決できず、さりとて誰も助けてはくれない、助けられないのだ思ったとき、もうダメだ、自分はひとりぽっちで無力だと思い知らされたときのことだ。そんな絶望的な思いのなかで、不思議にしんと気分が明るくなった。なんだか、大きな宇宙と自分が直結したような気がした。しかたがない、この大きなものに身をまかせて生きるしかない、と感じた。たぶん小手先を弄し、外的な力に頼ってものごとを動かそうという小賢しさが叩きつぶされて、トラインのいう「無限の生命のスピリット」とつながる自分が感じられたのだろう。

このような実践的、現実的で、かつ深い洞察に満ちた本が、一世紀以上も読み継がれてきたこと、いまも広く読まれていることに、アメリカの底力というものを感じる。
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