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2018年03月17日22:59

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最低のドキュメンタリー

ワシントンのEnvironmental Film Festivalの一環で、 Ama-sanっていう志摩半島の海女さんのドキュメンタリーの上映がJICCであったので行ってきたんだけど、最低だったわ・・・ もー113分の長編ドキュメンタリーなのに、観た後に海女さんの生活がよくわかった、ってのが全然ない。今までもカスなドキュメンタリーいっぱい観たけど、これはきっと史上最悪。これで、このポルトガル人の監督は、「国際映画フェスティバルにも出品されたドキュメンタリー監督」ってことになるの?映画を撮るお金があったら、それだけで、「ドキュメンタリー映画監督」になるの?って思った。

これなんだけどさ、


この予告編の最初の所でスイムスーツを着ける3人の女性が多分主人公なんだけど、この人たちに関して全然説明もなければ、名前もわからないのよね。で、子供や孫もいろいろ出てくるんだけど、誰がどう関係しててどうなのかの説明もない。多分70代、50代、30代、の3世代の海女さんの話なのに、どういう背景で、3世代の女性が海女さんになったのか、のバックグラウンドも全然ない。そして、船着き場でお神酒を撒いてお祈りする場面でも、それがなにかの説明が全然ない。

これさ、志摩半島の和具で撮影されたのよね。でも、日本のどこなのかの説明もなければ、この地域の老齢化がどれだけ進んでて、この地域に住む人がどんな生活してるか全然わからなかった。どんな器具を使うのか、何分くらい潜ってられるのか、なぜ女がする仕事になったのか、等々地元民のアタシでもわからないこといっぱいだったのに、これを日本のことを全然しらない人が見たら、ただただ退屈だと思うわ。だって、映画が語るストーリーってのがないんだもの。

監督はインタビューで、「海女さんと一緒に過ごしてその生活に密着して撮影して、私のフィルターなしにインティマシーを観て欲しい」って言ってるけど、それじゃ映画作家の作品じゃないから!ぷっくっくな顔

アタシだったらこうするわ、ってアイデア・・・ 最初、名古屋の居酒屋か伊勢志摩レストランでサザエのつぼ焼きやアワビのお刺身を食べるお客。で、このサザエやアワビはどっから来たのか?と次は市場でセリの映像。で、市場に運送される映像⇒和具の市場へ水揚げされる映像⇒海女さんたちが海から上がって来た映像⇒ここでタイトル。

で、海女の千年の歴史をいろいろな文献や浮世絵で紹介。真ん中のなんて、歌麿の鮑取りよ!3っつ目はお馴染みのオクトパステンタクルポルノだけどあせあせ

次のショットで、三島原作の「潮騒」の映画のワンシーン(実は青山京子主演のやつがいいんだけど、吉永小百合のでもいいわ)で日本文学で海女を取り上げた話。それから、3世代の海女さんの人生ストーリーを軸にしてドキュメンタリーを繋げていくわ。

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