■稀勢の里は正しい判断を=5場所連続休場で−大相撲・横審
(時事通信社 - 01月29日 20:00)
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前頭三枚目の栃ノ心の初優勝で幕を閉じた大相撲一月場所でしたが、千秋楽の翌日恒例の横綱審議委員会の定例会では案の定、五場所連続で休場となった横綱稀勢の里には様々な発言があったようですね。今場所も序盤五日間に1勝4敗で翌六日目から途中休場となりましたが、出場に踏み切った判断が甘かったとの指摘が出た一方「復調を期待する声が多数を占めた」のだとか。北村正任委員長の記者会見では「同じことが繰り返されて誠に残念」とし、次に出場する場所では「進退を懸けることは求めないが、再び途中休場した場合は横審として激励、注意などをする可能性を示唆」なのだとか。
同じことが繰り返されたうえでの途中休場であり、出場の五日間で勝ったのは二日目の北勝富士戦だけ。稽古が十分できていなかったからか、場所前の横綱総見でも惨憺たる内容だったとかで、てっきり全休にでもなるのかと思いきや、初日の取組表にその名があったことに驚いたほどでした。
で、出てきたら初日から新小結貴景勝の取ったりに屈し(物言いのついた一番だった)、三日目には逸ノ城に寄り切り、四日目には琴奨菊の突き落としに屈して連敗、五日目には嘉風に何もできずに押し倒しに屈して一勝四敗となり、翌日から休場の憂き目に。内容が良くなく足腰の衰えもあり、出場強行とすることに意義がなくなったように見えましたね。
ま、一度は「最後まで」と宣言はしましたが、出たとて負け越しの危機に扮するのは必至であり、敢えて出るなら負け越しやむなしで通すべきだったかもしれませんね。横綱審議委員会委員長の北村正任委員長は、「間違っていない判断で出てきてほしい」とコメントしていたようですが、五場所連続での休場であり、今場所出場の五番を見ると横綱としての務めができている印象は微塵も感じられませんでしたね。
こんな状況でも、横綱審議委員会は稀勢の里に「進退問題」を持ち出すことはせず。今場所出場し四場所連続の休場から戻ってきた鶴竜に言われた「進退問題」が、今一つ調子の戻らない稀勢の里には言われないのは、やはりダブル・スタンダードの謗りをまぬがれぬと思いますが……。
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