北朝鮮の密輸防止へ連携 20カ国外相、圧力強化で一致
2018/1/17 11:44 (2018/1/17 13:11更新)
【バンクーバー=竹内悠介、ワシントン=永沢毅】北朝鮮の核・ミサイル問題に関する関係国の外相会合が16日(日本時間17日)、カナダのバンクーバーで開かれた。朝鮮半島の非核化に向けて圧力を継続することで一致。国連安全保障理事会の制裁から逃れる海上の密輸対策として、船舶検査を強化することも確認した。ティラーソン米国務長官は「北朝鮮への『最大限の圧力』の実効性を高める」と強調した。
米国とカナダが共催した会合には、両国や英国など朝鮮戦争の国連軍への参加国16カ国に日本や韓国などを加えた計20カ国が参加。参加予定だった南アフリカは欠席した。中国とロシアは会合に招かれなかった。
会合参加国は北朝鮮に対する制裁の厳格な履行と圧力の強化で一致。会合後には議長総括を公表し、船舶検査の強化に加えて国連制裁の完全な履行、各国によるさらなる独自の制裁を進めることなど追加的な措置を打ち出した。同時に韓国と北朝鮮による南北対話を歓迎し、朝鮮半島の緊張緩和と非核化に向けた対話の進展につながるよう期待も表明した。
ティラーソン氏は会合で「北朝鮮が非核化に向けた決定的なステップに乗り出すまで、最大限の圧力をかける取り組みは続く」と力説。中国とロシアを名指しし、国連制裁の完全履行を重ねて呼びかけた。
そのうえで、安保理が北朝鮮への輸出規制を科している石油精製品などを、海上で同国船に移し替える密輸の手口を批判。核・ミサイル開発を抑止するためにも「制裁をないがしろにするこうした非合法な移し替えは終わらせなければいけない」と主張した。
ティラーソン氏は核の脅威が世界にとっての課題だとの認識を表明した。その実例として、朝鮮半島の周辺を多数の民間航空機が日常的に飛び交っているとして「北朝鮮の弾道ミサイル発射は脅威となる」とパネルを用いながら指摘した。
会合では河野太郎外相も「今は圧力を緩和するときでも北朝鮮に報いるときでもない」と主張。2月の平昌冬季五輪を契機とした南北対話などで北朝鮮への圧力が緩むことに警戒感を示しつつ、国際社会の結束を訴えて米国と足並みをそろえた。
一方、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は南北対話について「南北関係の修復に向けた最初の重要なステップだ」と語り、「緊張緩和と核問題の平和的な解決に向けた環境づくりにつながるよう期待する」と表明した。北朝鮮が核開発を続ける限りは「制裁は科されたままだろう」とも語った。
ジョンソン英外相は「世界が分断されないようにすることが大切だ」と北朝鮮による分断工作に警戒感を示した。
関係国の外相会合の終了後、日米韓、日米の枠組みでそれぞれ外相会談を開催。北朝鮮への圧力を最大限に高める取り組みの継続で一致する見通しだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25786940X10C18A1MM0000/
>米国とカナダが共催した会合には、両国や英国など朝鮮戦争の国連軍への参加国16カ国に日本や韓国などを加えた計20カ国が参加。
国連軍参加国は以下の通りです。
米国・英国・トルコ・カナダ・ オーストラリア・フランス・タイ・オランダ・ニュージーランド・ 南アフリカ共和国・ コロンビア・ギリシア・ベルギー・エチオピア・フィリピン・ルクセンブルグ
更に今回参加した4カ国は以下の通りです。
日本・韓国・インド・スウェーデン
インドとスウェーデンが参加しているのは、国連軍医療支援国だったからです。
ちなみに国連軍医療支援国は5カ国で以下の通りです。
ノルウェー・デンマーク・スウェーデン・インド・イタリア
北朝鮮の密輸事業は本当の目的地まで国から国へ転々と船を移動させながら向かうので世界各国が協力しないと制裁は有効に働きません。
でも集まったメンバーは記事にある様に朝鮮戦争参加国となっています。
それに周辺国の日本と韓国が加わっていますが、省略されている国2カ国が選ばれたのは国連軍への医療支援国だったからです。
字数制限もあるでしょうが、正確に書いた方がわかる事があります。
北朝鮮は当然ですが、ロシアや支那を呼ばなかったのはこの2カ国に対して北朝鮮への制裁に協力しないと戦争も辞さないと言う警告です^^;
>同時に韓国と北朝鮮による南北対話を歓迎し、朝鮮半島の緊張緩和と非核化に向けた対話の進展につながるよう期待も表明した。
更にオリンピック期間中に北朝鮮がミサイル飛ばしたら戦争も辞さないと言う警告です。北はオリンピックが終わるまでどう動くでしょうねw
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