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2017年12月19日20:03

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単純に360年


 東日本大震災は「1000年に一度」。

 と、言われたものだったが、こっちは6500年で18回だから、単純に割り算をすれば360年に一度。そして、前回の津波から400年が経過しているという。

 とすれば、早ければ今年中に津波が押し寄せても不思議はないわけで、2011年に続き2017年にも同規模の被害。
 さらに、まだ研究途上にある南西諸島を襲った津波を勘案すれば、2011年の津波被害はもしかしたら、100年に一度、程度の規模なのかもしれない。


 日本では、明治維新や太平洋戦争のどさくさで、それまでの歴史がうやむやになっている。私たちは直近の70年以上の長いスパンで正確な歴史を簡単には知りえない。
 勿論、海外にはそれなりの情報があるだろうが、日本近海で起こる地震による津波が中国やベトナムなどの歴史上どの程度記述されているかはよく分からない。たとえその津波が伝わったとしても、それらの国ではスマトラ島などで起こる津波などと容易に区別もつかないだろうし、津波の高さが微小になれば記録から漏れてしまう可能性が高い。

 現代なら、わずかな潮位変化でも記録が残っていくが、戦前にそうした記録が十分に記録されている可能性は低く、よほどの被害が無ければ、簡単に紐解けないだろう。

 毎年のように津波は発生し、被害があっても、実際には起こり得る何十メートルというような津波は

 「起こらない」
 
 「来ない」

 などと、勝手な解釈で忘れられているのが現状である。

 少なくとも1993年に奥尻島を襲った津波は十メートル以上の巨大なものだったはずだが、それさえ2011年には忘れられていた向きがある。
 奥尻島での被害が、日本の「海に面したあらゆる都市」で起こる、という解釈がなされていれば、3・11の被害は大幅に少なくなっていただろうと考えられる。

 3・11の当日、東京駅に向かう都バスの中で、

 「舞浜に行きたいんだけど、津波が心配」

 と話していた若者が印象に残っている。
 津波が心配なら、海の近くに近寄ること自体がおかしな行動だろう。
 その若者がその後どうなったかは知らないが、都バスが東京駅に着いたのは夜10時半ごろ。東海道新幹線以外の交通機関がほぼストップしていた状況を鑑みれば、彼らは千代田区の小学校にでも避難するしかなかったはず。
 東北新幹線は止まっていて、恐らく14時ごろからずっと東京駅で三角座りのまま行き場を失ってしまっている修学旅行の中学生はどうなったのだろうか、と今でも思うが当時の話は全く聞かない。


 人間は、都合の悪いことは「考えない」、あるいは分かっていても「忘れる」という愚行を繰り返す。
 地震は日本のどこででも起こるし、その被害はいつも軽微であるとは限らない。
 津波は海に面していれば、揺れを感じなくても襲ってくることがある。

 津波の高さは10メートルを超えることもあり、30メートル以上になることもある。
 津波は遡上する性質があるので、津波の高さ以上の高台にいても、遡上した津波に襲われることがある。


 個人レベルでは、「例え、誰一人逃げなかったとしても、自分だけは逃げる。」が正解なのだが、日本の社会ではこれもやりにくい。逃げていて被害が何もなければ、その逃げた者が責められる社会。
 根本的には、ここを直せなければ、永遠に被害は続くだろうと考えられる。

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千島海溝沿い 地震規模と確率
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4910178

地震調査委、長期評価を公表


 政府の地震調査委員会は19日、千島海溝沿いの地震の長期評価を公表した。東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の超巨大地震の発生確率を初めて示し、30年以内で7〜40%とした。東北沖の日本海溝との連動も否定しておらず、北海道の太平洋岸各地にとどまらず本州まで被害が及ぶ可能性がある。地震調査委の平田直(なおし)委員長は「極めて高い確率。東日本大震災と同規模の地震発生が切迫している可能性が十分にあり、厳重な警戒が必要」と訴えている。


 地震調査委は震源を、十勝沖▽根室沖▽色丹島沖と択捉島沖−−の3領域に分けて検討した。


 北海道東部の太平洋岸では17世紀初頭、十勝沖と根室沖の震源域が連動したM8.8の超巨大地震があったと推定。高さ18メートル以上、浸水域が内陸4キロ以上の津波がこの地域を襲い、相当な被害があったとみられる。東北地方への影響は確認されていないが、津波に襲われる可能性がある。


 陸地で行われた津波堆積(たいせき)物調査では、このような超巨大地震は過去6500年間に最高18回あり、平均間隔は340〜380年と指摘。現在、最新の発生から約400年が経過し、再来が迫っている可能性が高いと結論づけた。


 M8級では、M8〜8.6程度が推測される十勝沖が7%、M7.8〜8.5程度の根室沖が70%程度などと評価。M7級は十勝沖と根室沖それぞれでM7〜7.5程度が80%程度と算定した。


 これまで、全国の各震源域で起こる最大級の地震の長期評価を2カ所で行っており、南海トラフ沿いはM8〜9級が70%程度、相模トラフ沿いはM8級がほぼ0〜5%としている。


 同時発表された四国地方の活断層の長期評価では、四国地方の全体で30年以内にM6.8以上の直下型地震が発生する確率を9〜15%とした。直下型は震源が浅いケースも多く、甚大な被害が出る可能性がある。【飯田和樹】
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