12月1日から近所のAmerican Film Institute (AFI)で始まったEU Film Showcase。日本から帰って来て、ようやく昨日2本見に行ってこれたんだけど。
エストニアの今年のオスカー公式エントリー作、November、もうね、これでもか、っていうほど岩波映画だったわ・・・・
昔々日本に住んでる時から、映画少女で、行くのも不便だったけど、できるだけ岩波ホールで映画を観るようにしてたのよね。なんか、「知的映画人の行く映画館」って感じでさ。何本みたかしら、あそこで、って位。それなにの、全然面白くないのよ、あそこでかかる映画。サタジット・レイの大地の歌3部作とか、旅芸人の記録とか・・・・ 高野悦子さんという支配人が世界を飛び回って一般劇場では公開されないような芸術映画を買い付けてきては上映、ってのだったと思うんだけど、ホント、高野悦子さんとアタシって感性が合わないのよね、って学生時代からつくづく思ってた。あそこでみて面白かった映画って「木靴の木」くらい?としか覚えていないわ。いくら知的ぶって、アートハウス映画が好きっ!って言ってるアタシでも、やっぱりもうちょっと娯楽性が欲しい、ストーリーに起承転結が欲しい、って思っちゃうのよ。
で、Novemberがまるっきり岩波映画でやるのにぴったりっ!って感じで。白黒で映像は凄く綺麗ですごいんだけど、マジカル・ミスティシズムというか訳わかめの魔女とか妖怪とかいっぱい出てきて、お話しがもうハチャメチャ。映画シナリオライターとしては「この映画を書いた脚本・監督は何を思ってこの映画と作りたかったのか?貴方のパッションはどこ?」って聞きたいくらい。
予告編はこれね
この映画を観てる時思い出したのが、ベトナム映画の「無人の野」。岩波ホールの解説によると、「日本で上映された初の解放後のベトナム映画。戦いのさ中に繰り広げられる親子の美しい情愛を描き、限りない示唆に富む名作として、観客に深い感動を与えた。」って、つまらなさそうでしょ?本当に、つまんなかったわよ。予告編はないけど、フルで映画がYouTubeにあがってるわ・・・・
でもこれで「あのつまらないベトナム映画はなんだったかしら?」で検索したら、岩波ホール、過去の上映作品をすべてホームページで載せてるのね(goo.gl/4YKAvW)。これは凄い!黒歴史?って思う映画もあるだろうに。
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