■【日馬富士問題】武井壮、「失礼だからぶん殴っていい」という文化を批判 「いつまで経ってもスポーツバカと言われる」
(キャリコネ - 11月30日 15:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=4882500
昨日現役引退した第70代横綱日馬富士の貴ノ岩への暴行事件について、自身もアスリートである武井壮が「失礼だからぶん殴っていいなんて文化がスポーツや武道にいつまでも蔓延ってたらいつまで経ってもスポーツバカだのなんだの言われるんだよ」と批判した、ですか。記事にある一連の発言を並べて見ると、言葉がやや荒い印象はあるにせよ概ね正論であり、「上司や先輩なんてのは立場や経歴が上ってだけで『人としての権利が上』なんて事あっちゃならねえんだよ。下の者の礼節がなってないなら態度と言葉で示して導くから尊敬されるんじゃねえのな?」と、私も思います。ただ、その「態度と言葉」が行き過ぎとなれば「パワーハラスメント」にもなり得るわけで、「態度と言葉で示し」さえすればそれで良いとも言えないのも確かだと理解したいと思いますね。
さて、今日30日、日本相撲協会の定例理事会が行われ、協会の危機管理委員会(委員長:高野利雄元名古屋高検検事長)が日馬富士の暴行事件問題に関する調査の中間報告をしたそうで、貴ノ岩以外の当事者(事件現場となった二次会の酒席の参加者)からの事情聴取を終えたとか。その聞き取りによると、事件が起きたのは10月25日に巡業先にある鳥取城北高校の関係者が卒業生を激励するために開いた「食事会」の二次会で、白鵬、日馬富士、鶴竜の三横綱と卒業生である照ノ富士、貴ノ岩、石浦と同校関係者の計約10人が出席していた。その場で、白鵬が貴ノ岩と照ノ富士に対し「高校から受けた恩を忘れないように」と諭していた際に貴ノ岩がスマートフォンを操作。これに日馬富士が注意したところ、貴ノ岩は「彼女からのメールです」と笑みを浮かべながら応えると日馬富士はその態度に立腹、貴ノ岩に謝罪させようと平手で顔面を殴打。これに対して貴ノ岩が睨み返したため日馬富士は「謝れ」と言って平手で更に十数回、カラオケのリモコンで数回(シャンパンのボトルをつかんで振り上げたが手から滑り落ち、ボトルでは殴っていないとの記述もある)貴ノ岩の頭を殴打。その当時、日馬富士は日本酒を飲んでいたが泥酔状態ではなかった。これにより貴ノ岩は頭部に裂傷を負ったとのことで、聴取対象者の話は概ね一致しているようです。
貴ノ岩と言えば、右四つで前に出る寄り身の相撲で力を付け、白鵬に初顔合わせで金星をあげたように上位で戦える実力を持ちながら(殊勲賞1回、敢闘賞1回)、ややムラっ気があり「ツラ相撲」の傾向があって番付の上下が激しいと言う印象がありますが、気性の荒さがこういう不安定な成績の遠因になっている一面もあるのかも知れません。目上の人に注意されやすいタイプなのでしょうが、白鵬や日頃から貴ノ岩に対する「可愛がり」を行っていたと言う日馬富士にとっては快く思えなかったのでしょう。
今日の定例理事会では、暴行問題の全容解明とそれを受けての必要な懲戒を行い、再発防止策を定めるため全ての理事、監事らが協力し合うことを決議したとのことですが、加えて、先の十一月場所の優勝インタビューの際の対応や振る舞いに関して横綱白鵬及びその師匠である宮城野親方(元前頭13枚目竹葉山)に「厳重注意」を科したとか。あの「日馬富士関と貴ノ岩を土俵に上げてあげたい」「万歳三唱」は意識としては「俺は白鵬だ。横綱在位10年の白鵬だ」で固まってしまい、ある意味“不思議ちゃん”と化した域にまで達したとも思いましたが、10年もの長きにわたり横綱を務めていると、そうなってしまうのかなとも感じました。
ログインしてコメントを確認・投稿する