以前、CMで金子みすずさんの「こだまでしょうか」という詩がよく流されました。
こだまでしょうか
「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。
「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう。
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。
そうして、あとで
さみしくなって、
「ごめんね」っていうと
「ごめん」っていう。
こだまでしょうか、
いいえ、
誰でも。
以下、遠藤忠夫「斉藤一人 原因と結果の法則」(PHP)によります。
一人さんに「言葉ってなんですか?」と聞いてみたところ、こう答えてくれました。
「言葉のことを“言霊”とか“波動”というと難しい話になっちゃうんだけど、大事なことは“共鳴する”ということなんです。
たとえば、あなたが誰かに対して怒って『バカヤロー』と言ったとするよね。そうすると、相手も“ムカッ”とするんです。逆に相手がしてくれたことがうれしくて、『ありがとう』とか『感謝します』って言うと、相手もうれしくなるよね。これは言葉を通じて、自分の気持ちと相手の気持ちが共鳴したからなんです。
さらにいえば、言葉だけじゃなくて、態度も共鳴するの。たとえば、誰かがあなたを訪ねてきたときに笑顔で応対すると、相手も『来てよかった』と喜びます。逆に、ムスッとしたり、『なんで来たの?』みたいな態度をとられると、『せっかく来たのに』とか、行き場に困ったりして相手は傷つくの。
中にはそれを知らずにやってしまっている人もいるんだよね。自分では別に相手を傷つけるつもりはなくても、無視したり、ブスッとした態度をとると、相手にはその態度が共鳴して、嫌な気分になってしまうんです」。
言葉や態度は相手に共鳴し、それが“こだま”のように、自分に返ってきます。『相手がこう言った』とか『あいつの態度が悪い』とかいう前に、自分自身の言葉や態度がどうだったかを見直す必要があるのかもしれません。
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